はまってからの毎日 |
退団ビデオはすぐに検索にひっかかった |
さっそく「NATURAL」、「天海祐希ハリウッドへ行く」が手に入った。 |
どちらから見ようか迷ったが、やはり男役時代を見なければ |
兎にも角にも見なければぁぁぁぁぁああああああ!!と一気に燃えた。 |
見た瞬間! |
今までの自分を呪った。 |
何故もっと早く、これを見なかったのか! |
いや〜もう何て表現したらいいか・・・ |
宝塚っていうものの認識を私は間違っていた。 |
「あんなコテコテメイクはどうも好きになれない・・・」と |
のたうち回っていた自分が情けなく恥ずかしい。 |
すばらしい!素敵!格好いい!最高! |
頭の中はもうミュージカル!カーニバル!お祭り騒ぎ!! |
ドンドコ!ドンドコ!ドンドコ!パラリラパラリラ!!(何か暴走族みたいだ) |
「これを知らずに死ななくて良かった(予定なし)」と初めて人生を振り返った。 |
思えば24年と数ヶ月・・・(2003年現在)幼少の頃より面食いだった私。 |
好きなタレントはいつも一番人気のある方や |
いわゆる美少年ばかりだった。 |
よく考えてみると美しい美少年好き=美しい男役・・・好きで当たり前か! |
おお〜なるほど♪と何かが駆け抜けていった。 |
昔、ビジュアル系バンドBUCK−TICKが好きだった。 |
ボーカルの櫻井敦司の美しさは本当にすばらしかった。 |
その頃以来、久々に心を大きく振るわせる出会いになる。 |
ビデオもオークションや宝塚アンなどから購入三昧。 |
写真集や、歌劇のバックナンバーも集めて |
好きな写真を拡大コピー♪ |
私の部屋の壁は今まで、ハリーポッターと堂本光一で |
占領されていたが、今では3分の2が天海さんである。 |
携帯の待ち受け画面、オープンエミーロも |
もちろん!天海さん。 |
ちなみに待ち受けレットバトラーで、オープンエミーロはランダムにしてある。 |
ビデオを毎日見ているだけでは飽き足らず |
「NATURAL」やその他ビデオに入っている歌を |
録音してテープで聞いている。 |
何故テープかと言うと、これが失敗したのだが、 |
天海さんのラジオを聴きたくて慌てて電気屋へ行き |
「ラジオを録音できるのください!!」と言って手渡されたのだった。 |
まあ、安いからいいのだけれど長い目で見て |
MD買えばよかった・・・と後悔。 |
だって、このテープ両面聴けないし(泣) |
以前は流行りの曲を聴きながら会社へ行くのが日課だったが |
当分、このオリジナル天海songsを聴く日が続きそうだ。 |
電車で必ず寝ていた私も、曲が止まると |
目が覚め、きちんと巻き戻している。 |
我ながら恐るべき執念・・・・ |
現役の頃に知っていたら間違いなく |
部活せずにバイトして宝塚へ行き、入り待ち、出待ち、お茶会に |
命をかけていたに違いない。 |
どちらが良かったか、今となっては分からないが。 |
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男役と女優のどちらが好きか |
正直に告白してしまえば男役を見てからファンになったようなものである。 |
元々、好きな女優さんの一人であったが、出ていれば見る程度。 |
ドラマも何本かしか見ていなかったし、映画も見ていなかった。 |
ごめんなさい。 |
しかし、男役からファンにはなったが、女優天海祐希も、 |
もちろん好きなので、さっそくビデオだが、映画を見た。 |
結構濡れ場があってびっくりしたが・・・ |
これが男役TOPしていた人とは思えない程綺麗でびっくりした。 |
もちろん、宝塚時代も綺麗だったがそれにプラス妖艶さが増したような |
気がする。大人の色気か? |
「黒の天使vol.02」は格好よさが引き立ちよかった。 |
「連弾」は笑った。あのたんこぶはないだろうって! |
キャラ的にはかなり素に近い作品ではなかろうかと思う。 |
男vs女の比率的に言えば6:4位かな。 |
あの男役ボイスの歌声を1日1回聴かずには眠れないし。 |
かと言って今の天海さんのラジオも楽しみだし、今度舞台も見に行くので。 |
ふっやはり、天海祐希さんが好きって事かな〜 |
結局、俳優としてどちらも天海さんだしね♪選べません(笑) |
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風と共に去りぬについて |
原作の風と共に去りぬはビデオでちら見した程度で、 |
なんとなくしか内容は分からなかった。 |
スカーレットがすごく我儘で、 |
レットが遊び人と言う印象だった気がする。 |
天海レットを見て・・・登場シーンから |
いきなり、貫禄のある渋い天海レット・・・ |
これまた即落ちてしまった! |
話し方もいつもとは違うし、声も男役っぽい声を |
出していると思う。 |
大人の遊べる男という感をかもち出し、 |
なおかつ、ひねくれながらも一途に |
スカーレットを想っているレットの苦しい恋心が伝わる。 |
中でも印象的なのは、<タラ>へスカーレットを送り |
戦場へ向かおうとする時にスカーレットが |
心細さから行かないでとレットを止める。 |
その時に強引にキスして憎まれ役を買い、 |
スカーレットを<タラ>へ向かわせるレット。 |
負け戦と知っていて立ち向かう彼に感動した。 |
普段はあんなレットなだけに、 |
正統派のアシュレが戦場へ向かうと言うのと |
また違うのである。 |
次に印象的なのはアシュレに嫉妬してお酒を浴びる程 |
飲んでいる時に使用人のマミーとの会話。 |
どんなにスカーレットが好きか伝わってくる。 |
そして、レットが決定的に打ちのめされたであろう場面は、 |
葬式後、アシュレとレットがいる部屋へスカーレットが、 |
入ってきた際にレットを無視して、 |
アシュレに掛けよるシーン・・・ |
このシーンは凄く切なくなった。 |
そして、最後にレットは去っていく。 |
いなくなる時になってやっとスカーレットは |
レットの愛に気づき、出て行こうとするレットを |
「愛しているのはあなただけ」と引き止めようとするが、 |
そんなスカーレットをレットは受け入れなかった。 |
台詞にあるが「壊れたものはしょせん元には戻らない」 |
恐らくレットはこの先もスカーレットを想っているだろうが、 |
それは、生身のスカーレットではなく、 |
レットが恋焦がれた幻のスカーレットなのだろうと思った。 |
好きだから許せない・・・好きだから一緒にいられない |
そんなレットの痛みが最後の歌に込められいると思う。 |
「さよなら」をスカーレットの前では言いたくなかった・・・ |
レットの気持ちが痛い程伝わる台詞だ。 |
またいつか、何年後・・・何十年後に会ったら?・・・ |
二人はどんな再会をするのだろうか。 |
・・・とこの作品自体にのめり込んでしまった。 |
天海レットの演技がそれほど、私を作品に引きずり込んだのだ。 |
今度また原作を見直すのもいいかもしれない。 |
でも、長くて・・・(汗) |
それにしても名作だった。 |
暫くは天海レットが頭から離れないであろう。 |
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エールの残照について |
かねてから熱望していた【エールの残照】を観た。 |
もちろんビデオで・・・ |
まず、テーマソングの「風のシャムロック」を天海シャムロックと |
久世ダニエル、その他の出演者の方で熱唱。 |
この歌が良い!谷村新司の作詞作曲で曲も最高だが歌詞が泣ける! |
内容は、アイルランド独立運動の為、 |
久世ダニエル率いる義勇軍が |
イギリス総督を暗殺しようとするが、計画はうまくいかず |
ダニエルは打たれてしまう。 |
シャムロックは父が他界したのをきっかけに伯爵家を廃家とし、 |
一人のアイルランド人として生きるべく |
祖国へ帰国した。 |
帰った家でシャムロックは9割の領地を小作人に |
無償で分け与え、自分が暮らせる分だけのわずかな畑と |
財産を手に、使用人や生き別れになっていた筈の弟と |
生きていこうとする。 |
そんな時に義勇軍のダニエルが、命からがら |
麻乃ロージーと共にシャムロック家にやってるくる。 |
そこで、ダニエル達は銃で脅しながらかくまうように |
シャムロックに要求するが、シャムロックは |
「客として迎えると」と毅然と手当てを使用人へ |
促すのである。 |
それから麻乃ロージーとダニエルに戦いからは |
何の解決にもならないと説得するが |
ダニエルは聞き入れない。 |
そんな時に、弟アレックが大量の武器のありかを見つけてしまう。 |
イギリス軍と戦う為に武器が必要なダニエルは |
何としてもアレックから武器のありかを聞き出すように |
ロージーへ命令する。 |
それをシャムロックが必死に止めようと |
さらにやむを得ない場合はダイナマイトで |
自ら共々、武器を破壊し、皆の戦いを止めようと決意する。 |
そして、ロージーがついにありかをつきとめて |
単身、離れ小島の古城へ向かう。 |
それを知ったシャムロックは嵐の海を乗り越えて |
小島へ向かいロージーを見つける。 |
同じ頃にダニエルも小島へ到着。 |
するとロージーがすごい熱を出し倒れてしまう。 |
そこで看病を婚約者でもあるダニエルにさせ、 |
自分は薪を拾いに行く。 |
そこで武器庫の場所を見つける。 |
ダニエル達の所へ戻ったシャムロックは |
火を起こし、さらにダニエルを悟し、薪を拾いに行く。 |
冷え切ったロージーを抱きしていたダニエルだが、 |
火があるからと、その場にロージーを放置し |
武器を探しに行ってしまう。 |
薪を集めて戻ったシャムロックは |
横たわっているロージーを優しく抱き上げ |
一晩中暖めて介抱する。 |
その甲斐あって、ロージーの熱は次の日下がり |
目を覚ます。 |
そこでロージーは幸せな夢を見たと |
独立運動での殺戮の日々より |
小さな幸せを願うとシャムロックへ語る。 |
そこへダニエルが武器を見つけて戻ってくる。 |
それを止めようとするシャムロックに |
ダニエルは銃を向ける。 |
しかし、シャムロックは恐れずに尚、説得する。 |
するとロージーも武器を捨てるようにダニエルへ促すが |
興奮したダニエルは聞き入れない。 |
そしてロージーはダニエルへ発砲する。 |
振り向いたダニエルもまた、ロージーへ打ち返す。 |
ロージーが倒れ、ダニエルは我に返る。 |
そしてダニエルはシャムロックのダイナマイトを |
奪い、自ら武器を破壊し犠牲となった。 |
そこへ使用人と義勇軍が小島へ到着。 |
イギリス軍もやってくるが、シャムロック達は |
立ち向かい、そしてイギリス軍は去っていく。 |
そして物語はクライマックスへ・・・ |
・・ざっと書くつもりが支離滅裂に長くなってしまった・・・ |
でも、せっかく書いたからこのままで♪ |
私は今までレットが大好きだった(上記参照) |
・・がしかし!!これを見てからはシャムロックの |
優しくて、包容力があって、潔くて、毅然としている姿に |
すっかりやられてしまった。 |
他に姿月さんや幸ちゃんも出ていて好きな方ばかりだし |
ロージーを演じている麻乃さんもかわいくて最高! |
本来であれば、姿月さんと幸ちゃんは別の役だったが |
真琴さん、若央さんやらがロンドン公演の為 |
繰り上げだったらしい。 |
兎に角、これはかなり良かった! |
内容も悲劇だけど、胸が熱くなるいいお話だし |
歌も最高だし、劇中に歌う国歌(かな?)とか |
子守唄なども印象的であった。 |
ちなみにTAKARAZUKAオーレも同時公開だったが |
こちらのショーも目白押しばかりで、面白かった。 |
はあ・・・本当に今頃になってはまりまくっている私って・・・(^^; |
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