| 星組公演<王家に捧ぐ歌>〜オペラ アイーダより〜 |
| 11月1日 15:30 WOWOW貸切公演 |
| いや〜ついに宝塚デビューしちゃいました! |
| 初、東京宝塚劇場!! |
| チケットを手にし、劇場内へ・・・ |
| いよいよ、あの赤いじゅうたんの敷かれた階段を上るんだ! |
| いやー薔薇だらけ!すっごい豪華、あでやか、きらびやか〜 |
| 今までビデオでしか見たことなかったので、 |
| これはかなり感動した。 |
| この劇場はまだ出来たばかりで新しいが、それにしても綺麗だ。 |
| ここを汐風幸さんが・・・あの人、この人が通ったんだ・・と |
| かみしめつつ・・・席についた。 |
| 今回の星組公演はTOPお披露目で(湖月わたる、檀れいさん) |
| 安蘭けいさん(男役スター)の女役が注目されている。 |
| 今から3500年前エチオピアとエジプトの再度の戦いの為、 |
| 新たな将軍の名がファラオから告げられようとした |
| 彼こそラダメス!! |
| エジプトの勇敢な若き戦士。 |
| そして、ラダメスはエチオピアの王女アイーダを |
| この戦いが終わったら求愛しようとしていた。 |
| アイーダとラダメスは互いに敵ながらも惹かれていたのだった |
| そして、エジプトの王女アムネリス、 |
| 彼女もまたラダメスを愛していた。 |
| そんな3人が交差し「戦いの意味とは」、「平和とは」と |
| いろんな、疑問定義をし、運命のいたずらか・・・ |
| アイーダとラダメスとアムネリスは決して幸せとは |
| 言えない最後を向かえ終幕する。 |
| 内容は、壮大であるため大まかにしか記さない事にしたが |
| それにしても、ラダメス演ずるわたるさんの |
| 歌や演技に感動した。 |
| 私が印象的に残っている台詞というか・・・ |
| 「アイーダ〜」と呼びかけながら歌うシーン、ぞくぞくするほど |
愛が伝わってきた!! |
安蘭けいさんの女役声もすばらしく歌もとってもうまかった |
| 檀ちゃんの女帝っぷりも最高に決まっていて、 |
| アムネリスの威厳を感じた、気の強さ、たまにみせる |
| 女っぽさがうまく出せていたと思う。 |
| フィナーレは待望の大階段!! |
| 男役の方のダンスやTOPのデュエットダンス・・・ |
| どれも素敵だったが、やはり大階段に勝るものなし!! |
| ーという位見たかった♪ |
| 上からはじめに降りてきたエトワールは何と!安蘭さん♪ |
| スリットが入ったセクシーな衣装。 |
| いやーエチオピアメイク似合うな〜と感心しまくり |
| 本当に綺麗で、しかも歌がうまくて |
| これは娘役の皆さんもオチオチしていられないのでは?(笑) |
| 最後に羽根を背負ったわたるさんが降りてきた時!! |
| なんとも言えない感動を覚えた。 |
| 言葉に出来ないけど、何かこみ上げてきて・・・ |
泣かなかったけど・・・・ |
これで完璧宝塚にはまったのであった☆★ |
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| 宝塚・スターの小部屋200回放送記念スペシャル(東京) |
| なんと幸運なことにスタコベ観覧が当たった! |
| まず、登場されたのはタモ(愛華みれ)さん |
| 黒いワンピースでとてもキレイだった! |
| そして、稔幸、大鳥れい、渚あき、伊織直加さん達が入場していらした。 |
| ノル(稔幸)さんはズボンを穿いていらして、とっても足が長く |
| ナオ(伊織直加)さんはこれまたちょっとセクシーな(OA参照)ワンピース?で |
| みどり(大鳥れい)ちゃんは白いワンピースで清楚な感じ、 |
| あき(渚あき)さんもちょっと広がった感じのスカートがとってもかわいかった。 |
| タモさんはナオさんを見てしきりに露出系、 |
| ノルさんにはマダム、マダムと連発されてた(笑) |
| タモさんの司会は本当に面白くて終始爆笑だった。 |
| 流れる過去のVTRを見て皆さん恥ずかしそうにしていらして |
| だいぶ、変わったなあとしみじみされていた。 |
| そして、一旦OGの方は退場されて |
現役花組生/春野寿美礼さん、瀬奈じゅんさん、 |
ふづき美世さん、彩吹真央さん登場! |
| もう、アサ&オサ最高!かなり目が釘付けでした! |
| 途中で「突撃クエスチョン」のVTRに入る前のポーズの |
| やり方がタモさんのされ方とあさこさんのポーズが同じだという話になり |
| あさこさんが「私の方が先です!」と言い張っていた。(笑) |
| そして一人ずつポーズを取ってくださり |
| ゆみこちゃんやふーちゃんはまだ恥ずかしがっていたが |
| あさこさんとオサさんはノリノリだった。 |
| まあ、一番ノリノリだったのはタモさんだが(笑) |
| 最後にOGの方が一人ずつ歌を披露された。 |
| あきちゃんは歌いだしを間違えてしまったが |
| 撮影はそのまま続行された・・編集するのだろうか?? |
| そして、タモさんは真っ赤なドレスに衣装変えされていた。 |
| 個人的にみどりちゃんの「私だけに」(エリザベート)が聴けて嬉しかった。 |
| そして現役生の皆さんと「Forevwer TAKARAZUKA」を熱唱された。 |
| タモさんがオサさんにマイクを渡してくれて |
| オサさんの生声がよく聴こえたのもうれしかった。 |
| あさこさんの声が聴こえなかったのは残念だが・・・ |
| まあ、詳しくはスターの小部屋5月22日(土)前10:00放送でご確認を! |
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花組:記念祝舞「飛翔無限」 祝典喜歌劇「天使の季節」
-レビュー・スペシャル「アプローズ・タカラヅカ!」−ゴールデン90− |
| 2004年5月1日 15:30分 観劇 |
いやーっっつつつつっと行って参りました!花組!! |
| とにかく、生のおさ&あさが見られると思うと |
| 嬉しくて嬉しくて!しかも、なんとタモさんとみどりちゃんも |
| 観劇にいらしてたし!実はタモさんは前の日の |
| スターの小部屋収録の時に「明日行くね」っておっしゃってて |
| 同じ日に観劇できるんだ!ってワクワクしていたら |
| なんと、みどりちゃんまでいらして! |
| 今日のアドリブが楽しみだなーと思っていたら・・・ |
| アベルタン・ジョルジュの小芝居は「ミケランジェロ!」 |
| タモさんに向かって嬉しそうに演技してた。 |
| その時のタモさんを観て見たかったが席が遠いから無理だった(笑) |
| その他にもアッサーラ王子を探す時にゆみこちゃんが |
| 「あっタモさんとみどりちゃんだ〜」と言っていた様な・・・ |
| あと、誰かが「ねータモさん、そう思いませんか?」とか |
| 女装して走り去るアベルタン・ジョルジュが「XXX(聴こえず)」と |
| 「シャローン」と叫んでいた。 |
| アッサーラ王子の逃亡シーンは |
| マカロー二/ぺペロンチ: |
| 「もういいかい?アッサーラ王子〜、おうじいい〜、おじぃい〜」 |
| マカローニ:「おじいは私らでんがな」 |
| アッサーラ:「王子だっつ〜の!!」でみつかってしまっていた。 |
| もっと、こっちへ来て欲しかったが、最後尾だったので断念。 |
| ギスターブは顔が長い、長いと言われていた。 |
| 何回かの着替えの時に「もう、いっぱいいっぱいなんだよ」と |
| しゃがみこんだのがすごくかわいかった。 |
| ぺペロンチ先生のおねだりは「先生ねえ、もう遅いかもしれないけど |
| ヘアーチェックに行きたいな〜」だったような・・・ |
| それにしても蘭トム君ってしゃべり方が巻き舌だなーと |
| 思った(笑)普通の時も結構巻き舌だったと思う。 |
さらにアプローズタカラヅカは本当に格好良すぎ! |
| オサさんが客席に降りてこられて、すっごい近くで観られて |
| かなり固まってしまっていた、声をかければよかった! |
| もう、皆さんお話されているが、とにかく |
| キラーKとミッションーKの部分や、 |
| オサさんとあさこさんが一緒に踊る場面 |
| 背中合わせに踊る場面、殴る振りをする所は |
| オサさんのパンチを受け取り、お二人で何か叫んでた(笑) |
| あさこさんの目線って何であんなにするどく突き刺さるのか・・・ |
| オサさんの笑顔って何であんなに癒されるのか・・・ |
| おさ&あさコンビに撃沈してしまった。 |
| よ・よすぎるぅぅぅぅうううう |
| しばらく離れてしまうのは寂しいが(本人達が一番寂しいか) |
| 月組とあさこさんなんて夢の共演だし、それはそれで楽しみなのであった。 |
他に蘭トム君が結構お気に入り♪声とか好きかも・・・ |
| 上記公演の花組DVD! |
| 花組のDVD買っちゃった〜♪♪ |
| これってば、月組特出のおまけがついてて |
| とってもお得!!しかも、あさ&おさ!! |
| これは買うしかないでしょうの1品! |
| それにしても、えみくらちゃんのレット |
| かわいすぎる!りかさんのスカーレットが |
| 見られるなんて、かなり貴重!! |
| 「あなた、北島三郎さん!」とかいって全然レット扱いないし(笑) |
| 頭ぐりぐりしてるし、それにあの身長差がうけた! |
| さらに「明日になれば〜x3バンパイヤ〜」って |
| 歌い終わった後に「センキュウ!」としっぶい声で |
| 言うりかさんがさすがドレス着ていても男(役)だった!(笑) |
| その後、えみくらバトラーに引っ張られて思わず「乱暴ね!」って |
| 言ってる姿がおかしかった〜 |
| さすがに、女役をリードはできなかったのね |
バトクラー(笑) |
| 私は、レットバトラーが大好き! |
| ひげ面にめっぽう弱い!そこに |
| 大好きなえみくらちゃんと来たもんで |
| これは、かなりツボにはまったね〜(笑) |
| りかさんと、えみくらちゃんの熱々っぷりも堪能したし |
| 他のTOPさんと比べて、本当に見詰め合う数が多い! |
| すっごい、信頼しあってて、お互いが好きなんだな〜って |
| りかさんは慈しむ目でくららちゃんは尊敬と憧れと信頼の目 |
| っと勝手な解釈だが当たらずも遠からずでは・・ |
| このコンビが見られないのは残念だけど・・ |
| これからのりかさん、くららちゃんとさえちゃんも |
どんどん応援したいと思う。 |
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| 月組<飛鳥夕映え> |
| 2004年 6月26日 wowow貸切公演 宝塚大劇場初観劇! |
| 月組公演がいよいよ始まった。 |
| 初宝塚・ムラへ観劇してきた。
|
| やはり、本場だけあって「花の道」など宝塚歌劇団一色だった。 |
| 早速、飛鳥夕映えの方から感想を書きたいと思う。 |
| 蘇我入鹿こと鞍作の物語である。 |
| くららちゃん演じる瑪瑙は架空の人物だったが |
| とってもうまく物語に絡み合っていた。 |
| 最初に鞍作こと彩輝直さんの板付きで始まる。 |
| 鞍作が寝そべっていて、幕が上がるとゆっくり起き上がり歌いだす。 |
| そして瑪瑙こと映美くららさんがせり上がってくる。 |
| 二人にデュエットからプロローグが始まり、そして |
| 石川麻呂が鞍作に儀式の知らせを持ってやってきた。 |
| 朝鮮三国の使者を迎える儀式。鞍作は言い知れぬ不安がよぎる。 |
| 瑪瑙は、鞍作を心配し、くれぐれも気をつけるようにと・・・ |
| 皇極4年夏、鞍作は瑪瑙を正式な姫に迎える為に屋敷を立てた。 |
| 瑪瑙は鞍作と一緒にいられる嬉しさで幸せいっぱいだった。 |
| その瑪瑙の表情や嬉しさは溢れんばかりで |
| 幸福感がよく伝わってきた。 |
| そして、瑪瑙の回想へと場面は移る。 |
| 次に、鞍作と軽皇子(貴城けいさん)、石川麻呂(大空祐飛さん)、 |
| 山背大兄皇子(楠恵華さん)、古人皇子(月船さららさん)、 |
| 中臣鎌足こと(瀬奈じゅんさん)の学堂のシーンだ。 |
| 皆さん、かわいらしい少年らしく(?)溌剌と演技されていた。 |
ここで、同期3人トリオがそろうのがいい。 |
| 3人にとっても楽しいシーンの一つであろう。 |
| そして歌垣の夜のこと。 |
| 鞍作は踊りの輪の中にいる瑪瑙と再会するのだが |
| その、さらいっぷりが男らしくてよかった。 |
| また、瑪瑙も憧れの人との再会に胸をときめかせているのが |
| すごくかわいらしかった。 |
| 舒明帝亡き後、宝皇女が皇位をつぐことになる。 |
| 宝皇女の夏河ゆらさんはさすがの迫力だった。 |
| 大王になれなかった山背大兄皇子の失意を |
| 利用し、鎌足の計略が始まる。 |
| 宝皇女は鞍作の実力を認め大臣に任命する。 |
| だが、この二人実はできているので |
| 贔屓もあったに違いないと思った。 |
| 山背は反乱を起こし誅殺されてしまう。 |
| 楠恵華さん演じる山背は、 |
| お坊ちゃんぽさが出ていたタイプだったと思う。 |
| 鞍作は何故、山背が皇位継承を覆せると思ったのか疑問を抱き |
| 鎌足へ問いかけた、その時絶妙な意見を述べ鞍作を感心させる。 |
| 鞍作は鎌足を自分の片腕に名って欲しいと願うが |
| うまくかわされてしまう。 |
| 鞍作と鎌足の溝は深まっていった。 |
| この時のあさこ(瀬奈じゅん)さんの鎌足の |
| 心の奥では嫉妬している鞍作にそれを |
| 見破られまいとする何とも言えない表情をしていた。 |
| さえちゃん(彩輝直)も断られた時に何かを |
| 感じとっているようないい表情をしていた。 |
| 飛鳥野を散策している瑪瑙のもとへ訪れた鞍作は |
| 瑪瑙へ唐へいつか二人で行こうと夢を語る。 |
| この時、幸せそうな二人のラブラブ感が伝わってきた。 |
| 数日後鞍作はあやめの宴で |
| 皇室以外は禁じられていた紫色の冠を被ってくる。 |
| その席で石川麻呂に自分の代わりに唐へ渡るように勧める。 |
| 石川麻呂と小足媛が密かに愛し合っている事を危惧してのことだ。 |
| しかし、石川麻呂は小足媛との逢瀬を鎌足に見られてしまい |
| 脅かされてしまう。 |
| この時、ついに、ゆうひ君(大空祐飛)とあさこさんの |
(舞台上で)二人だけの共演が実現した! |
| 鎌足のしてやったりとした表情、石川麻呂のうろたえた表情がよかった。 |
| 瑪瑙は皇極帝と鞍作の噂に心を痛めていた。 |
| そんな時に父親の倉梯麻呂(光樹すばるさん)から |
| 鞍作から瑪瑙を姫に迎えたいとの正式な申し出があったと伝えた。 |
| 倉梯麻呂は瑪瑙の複雑な気持ちを虜り、その本心を聞く。 |
| 瑪瑙はそれでも信じると答え、その後現れた鞍作の |
| 言葉を聞いて、傍で暮らせる幸せに浸るが |
| 近頃、鎌足の視線が気になると鞍作に打ち明ける。 |
| 鞍作もまた鎌足を疑わしく思うのだった。 |
| この時のくららちゃんの寂しさや、悲しさが |
| 同じ女としてすごく共感できた。 |
| あれは浮気でお前は本気という鞍作(こんな言い方はしてないが) |
| その言葉を信じたいし、また信じようとする・・・ |
| 男って勝手だな〜なんて思ったりした。 |
| そして、鎌足の暗い視線は怖い! |
| あさこさん、見事に悪役を演じていらっしゃると改めて思った。 |
| 冷たい視線が、突き刺さるようであり |
| 冷酷な中にも嫉妬心を燃やしている野心家をうまく演じていたと思う。 |
| 鎌足、軽皇子、石川麻呂は誰よりも鞍作の手腕を認めていた。 |
| しかし、本心では鎌足は違っていた。 |
| 鎌足は密かに自分の計画を遂行する為に軽皇子を |
| うまくあやつり伊勢神宮へ赴くことにするのだった。 |
| ここでもまた、ついにかしげ(貴城けい)さんとあさこさんの |
(舞台上で)二人だけの共演が実現した! |
| 月組だけど、出演しているのは雪組と花組だけ・・・ |
| 一瞬、何組を見ているのかと思ってしまう(笑) |
| 645年6月9日・・・朝鮮三国の使者の儀式を前に |
| 新羅の李虎峰将軍が蘇我邸を訪れた。 |
| 三国との儀式は鞍作の念願の外交行事であった。 |
| 鞍作警護の長、要(北翔海莉)は近頃、鞍作の周りの |
| 不振な動きをつげ、一人で大極殿へ入る鞍作の身を案じていた。 |
| そこへ石川麻呂が、大極殿訪問が3日後に決まった事を知らせに来た。 |
| 続いて軽皇子がその日は帝の代理として伊勢へ出向いていると告げる。 |
| 不振に思った鞍作は俳優の唐津を三国の使者の集まる |
| 難波津へ向かわせるのだった。 |
| 実は唐津は鎌足とつながっていたが鞍作は気づかない。 |
| そこで、難波津から戻ってきた唐津のうその報告を信じてしまう。 |
| 鞍作は板蓋宮へやはり行かねばならぬと決意する。 |
| そんな中、瑪瑙へ歌垣で再会した夜から手渡したいと探していた |
| 頸飾り(首飾り)を差し出した。 |
| 明日の儀式を終えたら二人で唐の国へ行こうと瑪瑙へ語る。 |
| 瑪瑙は鞍作の言葉に幸せをかみ締めるが |
| 儀式を前に言い知れぬ不安でいっぱいだった。 |
| いつもニコニコしていた俳優・唐津が密者だったとは |
| それにしても嘉月絵里さんは演技や歌が上手いと思った。 |
| 前に薔薇の封印でも見事に役を演じ分けていたが |
| 本当にお芝居には欠かせない方だと思った。 |
| 鞍作・さえちゃんがどうしても行かなければいけない |
| 立場の重さを出していたと思う。 |
| 瑪瑙へ首飾りを渡すシーンは暖かく、包容力のある演技だった。 |
| また、くららちゃんも、その幸福感と鞍作の身を案じた |
| 心の葛藤がうまく出せていたと思う。 |
| 6月12日・・・小足媛があわただしく瑪瑙のもとへくる。 |
| 軽皇子と石川麻呂の動きに疑問を感じ胸騒ぎを感じたと告げた。 |
| 鞍作の身に危険を感じた瑪瑙は馬ですぐ駆け出して行った。 |
| この時のくららちゃんの悲痛な表情が鞍作の身の危険を |
| さらに感じさせられた。 |
| そして、板蓋宮・大極殿には皇極帝、石川麻呂を始め |
| 上級官吏ら、さらに鎌足らがそろっていた。 |
| そこへ到着した鞍作は護衛の兵士に太刀を預けるように |
| 促されるが頑なに拒んだ。 |
| がしかし、踊り回るあびこ達に囲まれあっさりと |
| 太刀を外され、丸腰になってしまう。 |
| やがて儀式が進み石川麻呂が上表文を読み上げていく。 |
| しかし、次第に声が震え、蒼白していく石川麻呂に |
| 鞍作は気遣いの言葉をかけたが、その瞬間 |
| 突然は柱の影から姿を現した中大兄皇子の |
| 矛が鞍作に向けられた。 |
| この時のゆうひ君の気の弱い石川麻呂がよかった。 |
| びびってる感が出ていて、タムロン(ジャワの踊り子)で |
| 見せた、冷酷な人柄とはうってかわり |
| 人の良さそうな、優柔不断な石川麻呂をうまく演じていた。 |
| そして、あさこさんはすました表情で |
| 実は今から行われる計画の首謀者というのを |
| うまく隠している何とも言えない冷たい表情だった。 |
あさこさんの冷たい目線って最高に悩殺される。(おっとファンの贔屓目か) |
| そして、瑪瑙が駆けつけた時には既に鞍作は絶命していた。 |
泣き叫ぶ瑪瑙の切なさが出ている表情が綺麗だった。 |
| 本当に涙を流しながら一心に鞍作を思い嘆く瑪瑙に |
| 共感し、こちらも悲しくなっていった。 |
| エピローグ・・・飛鳥野に鎌足、軽皇子、石川麻呂が佇む。 |
| 夢と希望を求めた爽やかな青年鞍作を思い |
| 瑪瑙が鞍作への思いを語る。 |
| 夕映えの飛鳥野に鞍作が浮かびあがる・・・ |
| 幸せだった何も知らなかった頃・・・ |
| あの幸せの一瞬を思い出し歌う瑪瑙の寂しさを |
| 思うと切なくなった。 |
| 逆らえようのない運命の時代の波を感じた。 |
| 鞍作こと入鹿の人生をすごく上手く表現していた舞台だった。 |
| 宝塚らしい蘇我入鹿物語だった。 |
| 元々好きだった時代なだけに内容は知っていたが |
| とても時間を感じさせずに、もう終わってしまうのかと思った。 |
| 同期3人の夢の共演も見られて嬉しかった。 |
| それにさえちゃんとくららちゃんのTOPコンビが最後だと思うと |
| また、想いも一層強くなるのだが・・・ |
| <タカラヅカ絢爛U> |
| タカラヅカ絢爛Uは思った以上に熱く情熱的だった。 |
| 星組は濃くて熱っぽいムーディーな印象と |
| 何といっても、礼音君のダンスには目を見張るものがあった。 |
| 月組はさえちゃん(彩輝直)が爽やかな印象だったので |
| 今回どんな色になるか、 |
| 熱い情熱は表せるのか気になっていたが |
愚考だった。 |
| ちょこちょこと妖精たちが現れて… |
| 祐飛君と男役さんが出て来て軽快に |
| リズムに乗って踊り歌う姿にうっとり。 |
| 始まった初めから、一体何を心配してたのか |
| 見事にはまっていた! |
| そしてくららちゃんのまたかわいいこと!!! |
| ふわふわのウィッグやセクシーなワンピース |
| 衣装やウィッグがとても映えていた。 |
| ハリケーンでのデュエットダンスは |
| 最高にドキドキしたし |
| すごくきれいだった。 |
| 華奢なさえちゃんが |
| くららちゃんを絡み付かせられるとは思わなかったので |
| 見くびっていた自分に反省。 |
| くららちゃんのソロの歌も聴きやすい声で |
| また、一段とうまくなっていたと思う。 |
| 表情は相変わらず、男役さんをうっとりと |
| また情熱的に見つめていて |
| その表情にこちらもうっとりである。 |
| それにしてもあのダンスの振り付けは最高にすばらしい! |
| それにかしげさんも星組から |
| すぐ月組に来てまた振り付けを覚えて |
| 縄跳びから旗に持ち替えて見事に踊られていたし |
| あさこさんとさえちゃんとかしげさんの月下のダンスは |
| も〜うたまらない! |
| 悩殺乱れ打ちである! |
| さらにあの酔っ払いのシーン。 |
| 星組ではたにちゃんが視線で殺してくれたが |
月組では待望のあさこさんが黄泉へ連れてってくれた(トート!?) |
| 祐飛君との掛け合いでの顔をふるしぐさもかわいくて… |
| タカラヅカ絢爛最高!!です☆ |
| アルフォンソ先生にはまた来て欲しいと思った。 |
| あー早くDVD出ないかな〜♪ |
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| 月組<飛鳥夕映え/タカラヅカ絢爛U>新人公演 |
| 2004年 9月14日 新人公演18:30開演 |
| 新公自体初めて観るので、人数の少なさにまず驚いた。 |
| 一人ずつの感想を述べると |
| 蘇我鞍作入鹿):北翔 海莉はとても歌がうまいのが印象的。 |
| まあ、元々うまいのは知っていたが鞍作として |
| 一番初めに「夕映えの飛鳥」を歌い上げる声に感動した。 |
| 芝居全体は若々しく、本公演で演じる[東漢直要]がたまに見せる |
| 可愛らしい天然な一面と重なる部分もあったが |
| 優しくて頼もしい、すごくいい人な鞍作に感じた。 |
| 今の学年ならではの若々しさは観ていて爽やかだった。 |
| 今後、経験を重ねてどう成長していくのか楽しみである。 |
| 瑪瑙:城咲あいは緊張気味な感じがしたが |
| せり上がりから始まり「るるるるるー」と歌いながら |
| デュエットに入るのだが、可愛らしくはあったが |
| やはり幼い印象を受けた。 |
| 本役での生駒の方がイキイキして見えたのだが |
| やはり、緊張していたのだろうか。 |
| 舞台度胸はあると思うので、次の新公が楽しみである。 |
| 中臣鎌足:青樹泉はなかなか鋭い鎌足だったと思う。 |
| しかし、全体的に幼く、鞍作に圧倒されているように感じた面もある。 |
| でも、「命ひとつ…惜しくもない!」の台詞の迫力は良かった。 |
| 軽皇子:彩那音は本公演でも中大兄皇子をしているだけに |
| 皇子らしさは上手に出ていたし、とても優しげで |
| 軽皇子のイメージどおりだったが印象が今ひとつ薄かった。 |
| まあ、役自体がさらっとしているせいもあるだろう。 |
| 蘇我石川麻呂:真野すがたの石川麻呂の自身のなさと |
| 小足媛との密会の場面は可愛らしかったが |
| 甘い感じでよかったと思う。 |
| 上表文を読む時の声の裏返り方もなかなか出来ていた。 |
| 蘇我蝦夷:星条海斗はひげ姿が意外にもよく似合い |
| 凛々しい父親像が良かったと思う。 |
| 重みのある声で落ち着いた演技できちんと年老いた蝦夷だった。 |
| 本公演での隊長とはまた違った落ち着き感を出せていた。 |
| 皇極帝:椎名葵は本役のゆらさんのような |
| 迫力のある[皇極帝]で存在感がすごくあった。 |
| 歌もなかなかいいと言うか声が好きなので |
| 次の作品も楽しみである。 |
| 山背大兄皇子:龍真咲は学童のシーンから屈折している心の描写が |
| うまく出せていたし、古人皇子に「うるさいぞ」と言う声や |
| 蝦夷にどなる所の存在感は抜群だった。 |
| 立ち回りもうまく、とても綺麗だった。 |
| 自決の場面も迫真の演技で惹き込まれた。 |
| 次回作の新公も(もちろん本公演も)期待大である。 |
・・・あとは全体的に感じたのはやはり一生懸命さと 改めて本役さんのうまさ(笑)に驚いた。
今まで比較したことはなかったが、 やはりあの存在感を出せる本役さんって すごい♪と改めて思った。 |
| これからも機会があったら新公は是非観たいと思う。 |
| すごく可愛らしい生徒さん達に癒された。 |
| また、最後の挨拶でみっちゃん(北翔海莉)の天然ぶりが |
| 可愛らしくて観られて良かった。 |
| みっちゃん、本当に癒し系(笑) |
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| <TCAスペシャル2004「タカラヅカ90-100年への道」> |
| 2004年7月12日 18:30公演 |
| いやー暑い日だった・・・ |
| 会社が終わるのが18時・・・駅までたどりついたが |
| なんと、複雑な東京メトロ!! |
| 電車を1本乗り過ごしてしまったので本当にあせった。 |
| まあ、なんとか開始1分前に滑り込み |
| 待望のTCA2004が始まった! |
| 大階段を各組スターが次々に降りてきた |
| 「月、月、月・・・」 |
| 「花、花、花・・・」 |
| ああ・・・くららちゃんが、あさこさんが・・・ |
| そして、あさ&オサファンとしては久しぶりに揃うお姿に |
| もう、胸キュンどころか、もう「うぉー!」って感じだった(笑) |
| そして、今回びっくりしたのが、なんと!! |
| 「せんか、せんか、せ〜んか〜」と聴こえてくるではないか! |
| 大階段から初風緑さんと樹里咲穂さんが貫禄たっぷりに降りてこられた! |
ついに専科の歌ができたんですね!! |
| そして、TOPさんと轟悠さんのあいさつがあり・・・ |
| 私には新たな?!発見であったが朝海ひかるさんが |
| すごく面白いキャラでびっくりした。 |
| 興奮していて記憶がおぼろげなので抜粋して |
| 私の好きな場面に集中してしまうが・・・ |
| まず、2番手さんの共演 !!
|
| 皆さん格好よすぎ〜!!もうたまらないよ〜! |
| 中でも私の大好きなあさこさん♪ |
| 大きな白い丸いサングラスだったかな? |
| すっごくかわいいあさこさんだった・・・ |
| しかも歌の合い間にめがねをわざと落として |
| 「めがね、めがね」と探してらっしゃるパフォーマンス! |
| さすが、あさこさんツボをわかってらっしゃる! |
| しかし、残念なのは特出メンバーはその組子として扱われたこと。 |
| どんなに、あさ&オサを楽しみにしていたことか・・・ |
| これには、ちょっぴりしょんぼりしたが |
| まあ、気を取り直して。 |
| 5組とも名場面だったが宙組と星組の作品は |
| 全く内容を知らなかったので、微妙に楽しめなかった(汗) |
| 2003TCAはあんなに楽しかったのに、ちょっと残念 |
| そして、月組は汐風幸さん主演で月組で上演された |
| 心中恋の大和路・・・ |
| 好きな作品の再現なので嬉しかった |
| だが、これは狙いなのか狙ってないのか・・・・ |
| さえちゃん(彩輝直)がくららちゃんを |
| おんぶしてくれる場面があるのだが |
| 格好がおかしくて、恐らく笑う場面じゃないのに(と思う) |
| 爆笑が起こってしまってた・・・ははは |
| でも「ホッ」って感じで飛び乗って |
シャチホコみたいな格好のおんぶ姿・・・ |
| 笑わないのは無理だったかも・・ごめんなさい |
| でも、皆さんの演技はとってもすばらしくて |
| 雪山の寒さや、切なさはヒシヒシと伝わってきた! |
| くららちゃんとさえこさんは |
| とても、はかなく雪の中で息絶えていく模様を |
| 短い時間でか持ち出していたと思う。 |
| 花組のベルばらもオサフェルゼンとふづき美世さんアントワネット |
| と続き、朝海ひかるさんの「風共」の |
| 熱唱が印象的だった。 |
| そういえば、記憶違いかもしれないが |
| きりやんとくららちゃんとあさこさんの場面があったような |
| あれは幻か?早くDVDで確認したいものだ。 |
| あっという間に終わってしまった |
| くららちゃん最後のTCAとっても輝いていた。 |
| また月組大劇場や東宝で最後まで応援していこうと |
| 心を新たに誓うのであった・・・ |
| ああ宝塚って最高・・・ |
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| 花組<La Esperanza/TAKARAZUKA 舞夢> |
| 2004年10月31日 立ち見で観てきました。 |
| 一流のタンゴダンサーを目指すカルロス青年と |
| 絵を学びコンクールでの入選を目指しているミルバとの
|
| さわやかなラブロマンス・・・ |
| あの話し方最高にいいね〜 |
| いろいろお話伺っていると、ムラの時はまだ |
| ちょっと固い部分があったみたいだが |
| だいぶこなれてきたんでしょうね〜 |
| すっごい自然な話し方で、ドラマを見ている感覚だった。 |
| オサ(春野寿美礼)さんの話声もすごく素敵で |
| そして、なんと言ってもタンゴダンスのシーンはたまらないね! |
| それにホテルのキッチンの場面!あのストンプは本当に |
| 生で観ないと損だと思った。 |
| 気合い入れて観に行って本当に良かった! |
| 昼の部はオサさんがなんか銀の入れ物を頭に被って |
| オタマを渡されそうになったけど拒否。 |
| すると水さんがそれを受け取りお約束の |
目の検査をしているジェスチャーをしてくれた。 |
| 夜の部はオサさんが包丁を持って「わっ危ない」って |
| 包丁を手放して落としてたんだったかな。 |
| それにしてもタンゴ最高!覚えるまで |
| 相当苦労されたみたいだけど・・・ |
| 本当によくぞ覚えてくれました!って感じ! |
| それにきりやんファビエルの告白。 |
| なんだかストレートですっごく良いと妙に感動した。 |
| 一番のツボは「君の寂しがり方が好きだ」 |
| これはもう超包容力!!!と感じた(爆) |
| 水さんのベニートの結婚してくれるのってイネスに言い |
| フアンの事ほっぽり投げる所も |
| 面白くてこれまたツボ |
| それにしても妙にペンギンペンギン言ってる所が |
| ちょっとおかしかったけど、いい芝居だと思う。 |
| 特筆すべきはあのゴリラ・・・本当にご苦労様(笑) |
| そしてショー・・・ゼウス光臨!! |
| もう、本当に神だと思った〜 |
| 花組のショーのまとまりの良さ、一体感 |
| 一人一人の技術の高さに男役のスーツ姿の格好良さ!! |
| これぞ花組!!と改めて再認識した。 |
| 午後がオサ会総見だったので2階席はほぼオサ会だった。 |
| 毎回違うと思うが、男と女のレビューの場面。 |
| きりやん観たりオサさんと水さん観たり大変だった |
| きりやんが歌っている時にオサさんと水さんが |
| 2階席を見渡したりオサさんが手を望遠鏡みたいにして |
| 客席をのぞいたりしていて、その望遠鏡を |
| 水さんが見えなくしちゃったりとかしていたら |
| 歌い終わったきりやんが「何べたべたしてんの?」と一言。 |
| それにオサさん「うえ」みたいな感じで |
| オレは美女が好きなのさってノリをしていた。 |
| あと何か言っていたがわすれてしまった。 |
| その後胸をはだけて「センキュウー」とにこっと |
| 客席を見てくれた時、もう2階はやばい事になっていた(笑) |
| 蘭寿とむ君のヘラクレスもよかった。可愛い・・・ |
| 最後にダブルウィンクをしてはけていった。 |
| あっそうそう!きりやんのパンドラ!いや〜妖艶っていうか |
| 綺麗とか可愛いとかっていう形容詞じゃなくて |
| とにかく色気がぷんぷんだった! |
| カツラは昼夜黒いロングだった。 |
| 赤毛や金髪見てみたかったなっ・・・ |
| 花組も通いたかったがもう行けないのが残念だ。 |
| そして、ゼウスの涙!YOSHIKI作曲の歌。 |
| 客席もすごい静寂で聞きほれている。 |
| いいとは思ったがこれほど良いとは思わなかった。 |
| オサさん益々歌声がすばらしくなって・・・ |
| 本当にまだ観ていない人で行けるなら当日券並んででも |
| 絶対観るべきだと思う。 |
| それに1階の席なら嬉しいサプライズもあるしね〜 |
| 花組はゴッドオサの元、本当に皆が一致団結して |
| すばらしいショーを魅せてくれたと |
| 大満足の一日だった。 |
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