宝塚観劇感想文2006


※私が勝手に書いてるので直接本人、及びその他関係者の方は一切関係ありません。
ただの一ファンの戯言ですので・・・そこの所宜しくお願いします。
結構、支離滅裂に感情のままを綴っております。
正直いって自己満足です。
読んで頂いて本当にありがとうございます♪
  • 花組<落陽のパレルモ/ASIAN WINDS!−アジアの風−>
  • 花組<落陽のパレルモ>新人公演
  • 星組<ベルサイユのばら−フェルゼン編−>
  • 大空祐飛主演<THE LAST PARTY〜S.Fitzgerald’s last day〜>
  • 蘭寿とむ主演<スカウト>
  • 花組<アパルトマン・シネマ>
  • 蘭寿とむディナーショー<Sensation>
  • 花組<ファントム>
  • 宙組<NEVER SAY GOODBYE−ある愛の軌跡−>
  • TCA2006<ワンダフルドリーマーズ〜人は夢見る〜>
  • 星組<愛するには短すぎる/ネオ・ダンディズム!>
  • <夢のメモランダム−植田神爾・魂(こころ)の軌跡−> NEW


  • 花組<落陽のパレルモ>
    今回の話は初めて芝居を見ながら
    が溢れ出てきた作品だった
    軍服も本当に素敵だ。
    ヴィットリオ(彩吹)ジュディッタ(遠野)
    とてもお互いを愛してもうすぐ結婚しようとしていた
    そんな幸せそうな二人・・・
    ヴィットリオの家で二人はくつろぎながら
    ヴィットリオのひいおじいさんの話を聞く
    しかしジュディッタは自分が
    ユダヤ人ということに苦しんでいた
    二人は深く愛しあい新しい命も授かっていたが
    ジュディッタは別れを決心するが・・・
    時は1860年春パレルモ・・・
    ヴィットリオ・ロッシ(春野)
    アンリエッタの運命の出会い。
    ヴィットリオが上司とはいえ
    ロドリーゴ(真飛)の婚約者に手を出すと
    小耳にはさんだ時はまた略奪系かと思ったけど(笑)
    ロドリーゴとの関係から見ると
    ただの上官と部下なだけでそこには友情も
    信頼関係も特にないのだろうから
    若くて情熱的なヴィットリオが
    一目惚れしたアンリエッタ(ふづき)をくどくのは
    当たり前のことだと思って逆に共感できた。
    窓から来るシーンはたまらないね!
    女の子なら誰でも一発で落ちちゃうだろう
    しかもあの去り際の駆け引き・・・
    何もかもささげたくなります!!(笑)
    ヴィットリオ様がゆっくりと近づいてきて
    暗転・・・・・♪うまいなあ
    さて貴族と平民という人種差別・・・
    そのせいで生まれた悲しい事件
    マチルダ誘拐の際にニコラの見せて優しい顔と
    寂しそうな顔が印象的だった。
    個人的に蘭寿トム君が大好きなので
    あの「ばかやろう!」とルカたちを怒る声と
    マチルダに「いくつだ・・・年?」と聞く声が
    すっごく好き!(超個人的感想)
    しかしその後の悲しい結末には
    涙が止まらなくなった
    それにしても彩音ちゃんの可愛さといったら・・・
    しかし、一花ちゃんも負けじと本当に可愛かった!
    ヴィットリオを好きだけど妹扱いされてしまう
    幼馴染の悲しいところだね・・・
    ジョルジォ(未涼)は爽やかな青年と言う感じで
    相変わらず優しい雰囲気が漂っていた。
    ロドリーゴってべるばらのジェローデル
    思い出すのは私だけだろうか?
    というより貴族の人というのは
    皆、同じように育てられるから
    思想や感情が同じように動くのかもしれない。
    そして、どうしても感情の赴くままには
    行動が出来ないのかもしれない
    ロドリーゴがもっともっと情熱的だったり
    財産ではなく人間的な魅力があれば
    アンリエッタだって惚れただろうに。
    ほかにヴィットリオの母が寂しさに耐え切れずに
    狂い自殺をしてしまう場面は苦しくてたまらなかった
    あの時代実際、何百人もの女性が
    そんな目にあっていたことだろう
    子供の目の前で飛び降りるなんて・・・
    その後ヴィットリオがあれだけ
    立派に育ったのが奇跡だと思う
    母の死を目の前で見てしまうなんて
    つらすぎる場面だった。
    しかしドンブイユ公爵がまさか父親だったとは
    すぐ分かったけど(笑)
    彼もまた貴族だから、貴族としてしか
    生きられなかったんだろうなと思う。
    最後にヴィットリオがすぐに

    公爵家の跡取りを承諾するのも

    私は共感できると思った。

    何故ならば結局その地位がなければ
    現状は何もできないのだから
    むしろ棚から牡丹餅状態で
    その立場を存分に利用できる方が得策だと思う。
    そして、凛々しい姿で現れたヴィットリオ
    まぶしい軍服に身を包まれ
    アンリエッタと結ばれる
    そしてヴィットリオとジュディッタも
    未来を信じて互いに手を取り
    二人で生きていくことを決意する
    ・・・・なんだろう・・・
    こういうお話好きなのかもしれない
    なんだか、ベルサイユのばらの
    ちょっと別バージョンみたいな感じで
    またひとつ名作がうまれたと思う
    植田景子先生の作品ってやはり
    女性が書くだけあって女心が分かってると思う。
    オサさんの具合も良好だし
    千秋楽まで無事に終わるように願う・・・
    花組<ASIAN WINDS!>
    月組のロック調からうって変わって
    爽やかなアジアンソング・・・
    テーマソングのアジアンウィンズと
    エイサーは本当に耳に残る
    帰り道は「エイサ〜ヤエイヤ〜」
    ずっと口ずさんでしまった!
    アジアのいろいろな踊りやらを取りいれ
    踊りも動きも今までとは一味違い
    特に変わってると思ったのは
    アジアンウィンズのボレロの黒燕尾の大階段のシーン
    これまた新しい感じでとても面白い
    初めにオサさんがどこにいるか分からなかったけど(笑)
    服部先生のメドレーもどれも聞き覚えのある曲で
    Rハッターを思い出しとっても
    楽しい場面のひとつにもなった。
    中でもチャイナ・タンゴのごっつい・・・じゃなくて
    素敵な娘役さん3人が面白い・・・じゃなくて素敵(笑)
    まとまりがあり躍動感があるエイサーが
    一番好きな場面であるが
    やっぱり花組のショーはいつ見てもいい。
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    花組<落陽のパレルモ>新人公演

    2006年1月17日花組新人公演

    やはり新公はいつ見てもフレッシュでいい
    それでは早速…えらそうに語りたいと思う。
    <ヴィットリオ>
    華形ひかる(本役:春野寿美礼)
    みつる君は出てきた瞬間「華」があった。
    しかし、歌が…本役さんの歌唱力が
    これまたずば抜けてうまいから
    尚更目立ったかもしれない。
    しかし、舞台度胸はあると感じた
    歌い方だったから
    好感がもてた。
    オサさんが冷静な大人の感じならみつる君は
    熱くたぎる若者のような・・・
    そんなヴィットリオに感じた。
    マントの扱いにとまどってた、
    これは慣れだから仕方ないか。
    最後の挨拶で泣いてしまって詰まりながらも
    一生懸命しゃべる姿が可愛かった。
    これからもっと伸びそうな予感大!!
    <アンリエッタ>
    桜乃彩音(本役:ふづき美世)
    オペラで一人一人出演者を見ていたら
    誰だ!!この可愛いい子は!?と思わずボケた。
    彩音ちゃん、プロローグの赤いドレスとても似合う。
    清楚で可憐、歩く姿は百合のよう…
    感情表現がうまく出せるようになったし歌声が可愛いい。
    ただ、歌声がちょっと小さいから発声練習すれば
    もっともっと素敵な声が出ると思う。
    はみつる君との並びいい!!綺麗!!
    台詞の言い方が早口になるのは緊張したせいかな?
    それも愛嬌♪
    <エルヴィラ>
    桜 一花(本役:梨花ますみ)
    とにかく、可愛いいおばあちゃんな見た目(笑)
    声を低くしゆっくりしゃべり車椅子を器用に操作する・・・
    うまいなあって感じながら見ていた。
    あとは滑舌さえ・・・だったらな。
    でも、可愛いいからいいの。
    それでいいの(超贔屓目)
    <ヴィットリオF(ひ孫)>
    朝夏まなと (本役:彩吹真央)
    ゆみこちゃんにそっくりだった(笑)
    何がって見た目も声も…
    まぁ君は足長いし顔が小さいね〜
    優しいヴィットリオFらしさが出てていい演技だったよ。
    歌は悪くないけどやっぱりこれも本役さんが
    うますぎるからどうしても比較してしまう。
    そういう意味では悪目立ちしちゃったかな。
    <ロドリーゴ>
    望月理世 (本役:真飛 聖)
    爽やかな正統派で歌も問題なく見た目もいいと思う。
    早くから抜擢されてただけあって卒なくこなしてた。
    次はアクの強い役も見てみたいと思う。
    <ニコラ>
    扇めぐむ(本役:蘭寿とむ)
    歌うまいしダンスもうまい。
    台詞の言い回しは絶対にトム君に習ったであろう
    巻き舌っぷりが発揮されててよかったよ(笑)
    一番技術面では評価が高いんじゃないかな?
    ニコラは男らしかった。
    スケールの大きい男役になるように期待してる!
    <ジュディッタ>
    華城季帆(本役:遠野あすか)
    やっぱりうまいなあって感心した。
    本役でもフェリーチタの演技が最高で
    切なさや悲しさで劇場をいっぱいにさせる実力派!
    心の葛藤の出し方や台詞、
    そして歌…どれをとっても◎!!
    今後も注目の一人である。
    <ルチア>
    舞名里音(本役:桜 一花)
    この子がりおんちゃんか〜
    そうかーそうか・・・・あんまり記憶がない
    <マチルダ>
    澪乃せいら(本役:桜乃彩音)
    んー可愛いかったね。
    誘拐された時の泣き方が元気いっぱいだった(笑)
    <幼年時代のヴィットリオ>
    花 瞳 ゆゆ(本役:野々すみ花)
    本公演でも代役を頑張ってたが
    見事な演技で涙をそそる
    あの叫び声に涙するんだ・・・
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    星組<ベルサイユのばら−フェルゼン編−>
    2006年2月25日 15:30 VISA貸切公演
    セットね・・・さーすが!!豪華!!
    ラダメスエリザベートもびっくりの豪華さ!!
    って豪華さにびっくりした〜さすがゴージャス星組
    やっぱりマリーアントワネットはフランスの女王ですから?
    フェルゼン伯だってスウェーデン貴族様ですからね〜
    平民はほとんど出ませんことよ♪っておっとーアンドレ・・・
    登場・・・そして無言かーまあ、仕方ないね。

    フェルゼン編だからね。

    オープニング・・・出ました小公子・小公女!!
    そしてあのパネル・・・
    ああーとなみちゃん歌うまーい!!
    とうこさんのオスカル綺麗だなー
    フェルゼンわたる君出たーっと
    3人が揃って歌う愛の歌に酔いしれた。
    そしてのマリーアントワネットの馬車・・・
    2匹燻製作っちゃってさーあんな所にお金かけなくていいから
    馬の尻尾無理に立たせなくていいから
    まず、ここで爆笑その1・・・
    でも、衣装のきれいさにはホレボレよん♪
    目が眩むほどキラキラのドレスが眩しいね
    あと、悶絶婦人失神婦人達もちろんお笑いと分かってたから
    心おきなく爆笑させていただいたよ〜
    ざーますざーます作っちゃったざーますね〜
    って案外ここは好きな自分がいる。
    わたる君歌云々はおいといて・・・
    本当に包容力があってタッパがあって格好よかったよー
    ハンス・アクセル・フォン・フェルゼンと
    言われたら私のイメージじゃないけど
    わたる君のフェルゼンとして確立されていて素敵だったな〜

    素直に惚れたね。

    でも大嫌いな台詞「女でありながら女を捨てた君になど」って
    フェルゼンそんなこと言わないよ
    それにオスカルがいなくなっちゃうのを悲しんでたら
    いきなり「まさか君は僕を?」(台詞の言い回しは忘れたけど)
    って気持ちに気がつくのはおかしくないかい?
    べるばらの原作読んでいて内容知ってる人用だと思ったね。
    でも、とうこさんのオスカル最高♪♪
    歌もうまいし台詞の言い方も可愛いい可愛いい♪
    大好きだーとうこオスカル〜
    欲を言えば小雨を最後に踊って欲しかったけど
    もう女役は嫌だよね〜
    アイーダのときに見たあの美脚を是非拝みたかった
    そんで、となみちゃんいいんでないかい?いいんでないかい?
    彼女は元々好きな娘役で可愛いいと思ってたけど・・・
    こんなに実力があるとは思わなかったよ〜
    すっごいよかった!!!
    演技力に磨きがかかったし歌なんか最高にいい!!
    かなみん以外で「おお!!」って思ったのは久しぶりだ〜
    最後のカペー未亡人として囚人生活を送る時
    そして断頭台へ登る時・・・が止まらなかったよー
    あの演出だけはやるじゃないかと思った(笑)
    しいちゃんアンドレ…
    なんかゆりさんみたいに元気いっぱいだった(笑)
    声がすごくツボ♪
    涼ジェローデル…優しい人ってイメージだね。
    アランは綾華れいちゃん顔きれいだね〜
    これから注目度アップ!!
    ベルナールをレオン君、うまいよね〜いいよ!!
    台詞をしゃべりだしたらこれまた本当に格好いい
    うめちゃんのロザリー…ごめんなさい
    ちょっとミスマッチに感じちゃった。
    現代風な快活なキャリアウーマンなイメージだから
    ロリっぽいロザリーのイメージと重ねられなかったな
    フィナーレの小雨、超素敵!!
    いいとは聞いてたけどこんなにいいのか〜
    音楽といいツボ入りまくりだった。
    さらに薔薇のタンゴ!!これぞ湖月わたるお披露目って位
    わたる君の魅力全開だったね〜となみちゃんとの息もピッタリ
    とうこさんが久しぶりに熱い男役だった(笑)
    掛け声素敵だったよ〜
    なんだかんだいいつつやっぱりべるばらはいい。
    宝塚にはまったからには一度は見ないとね。
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    大空祐飛主演
    <THE LAST PARTY〜S.Fitzgerald’s last day〜>
    2006年3月21日15時公演を観た。

    やあスコット元気だったかい?

    あ、あ、会いたかったー!!東宝から実に3ヶ月…
    やっと祐飛君に会えた!
    幕が開けた瞬間スコット祐飛が座ってる…
    前回はDVDでしか見てないので比較は出来ない。
    それでも演技が自然に感じる…
    再演でさらにスコットに近づいたかな。
    そして懐かシーラご登場…

    ふう…寒い寒いでも言って満足

    ここのシーラとのやりとりが好きだ。
    すごくお互いに信頼関係があるのが分かる。
    スコットや皆が一斉に踊り出し
    ズラリと並んだ出演者陣をゆっくり
    見回すとそこにみりおちゃんが飛び込んできた。
    みりおちゃんも東宝以来か…
    そして退団した(月船)さららんに替わり
    みっちゃん(北翔海利)がアーネスト・ヘミングウェイ役。
    これがびっくりなことに男くさくていい!

    みっちゃん一皮向けたかな…

    歌は元々うまいから言うことなし。
    メイクは少し浅黒く髪の毛は流す感じ、2幕のダンスはキレがよかった。
    そしてゼルダかなみん

    その挑発的なフラッパーガルっぷり

    前回の御披露目公演のシャノンの儚いタイプとはまるで違う。
    どんどん狂っていき…破滅に向かうゼルダ
    あんなに華やかで注目されていた
    その顔から生気がなくなり入院…
    短い時間で見事に変わる確かな演技力だった。
    そして祐飛君…何しても可愛いいよね。
    怒鳴ってるに可愛いいの…
    シーラの気持ちがわかるよ。
    この男母性本能くすぐりますな
    何か守ってあげたくなるんだよね。
    ユウヒッツジェラルドは(笑)
    大好きな祐飛君とかなみんの共演は嬉しくてたまらない。
    あさこさん以外の誰かといるかなみんがなんだか新鮮だった。
    本当に再演してくれてよかった。
    しかも私にとって最高の形で…
    宙組のたにちゃんとるいるいも
    元月組メンバー同士で見たかったのも叶ったし

    今年は夢が叶いまくりで嬉しい限りだ。

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    蘭寿とむ主演<スカウト>
    2006年4月1日14:30の部を観た。
    今回は久しぶりにとむ君のダンスがいっぱい見られて
    オープニングのご登場からやられっぱなしだった。
    R-HTTERを経て益々踊りに磨きがかかった。
    最近、痩せたためか精悍な顔つきとロン毛
    まさにダンサー兼振付家という役柄がぴったりだった。
    歌はまだまだ課題が多い面もあったがとむ君の声が好きなので
    その巻き舌っぷりをたっぷり堪能した。
    それにしても今回は一花ちゃんが特に光っていた。
    ラルゥという悪魔は男なのか女なのか若いのか若くないのか
    とにかく不思議な存在だったがその七変化がすばらしかった。
    もじもじしたかと思えばすごんでみたり
    笑ったかと思えば泣いてみたりとすっかり
    一花ちゃんのペースに乗せられてしまった。
    中でも面白かったのはショーン(蘭寿とむ)に殺される時
    と言っても悪魔なので何をしても死にはしない(笑)
    殴れど刺せど打てどだめだ・・・気持ちいいと踊りだす始末。
    こうなったら爆弾を体内から爆発させて木っ端微塵だ!!と
    思いきや口から白い煙を出しまるで満腹のような笑顔。
    今回はパントマイムでいろいろ見せていたが
    二人のやりとりは本当に面白かった。
    さらに一花ちゃんの「好きなの?嫌いなの?」
    祖母のふりをしてサーシャを洗脳していく悪魔のささやきが
    耳にこびりついて離れない・・・というか何か怖かった。
    そして、まっつ(未涼亜希)のアズもいい味出していた。
    見た目がクールで金髪の髪の毛とメイクがとても似合っていた。
    ちょっと感情的な部分があり、直情的な性格をうまく演じてたと思う。
    そしてみわっち(愛音羽麗)のサムも最高に笑わせてもらった。
    毛糸の帽子とめがね・・・さながらハリーポッターを彷彿させられたのは
    私だけではないと思う(笑)
    独特の言い回し、そして歌は芸達者っぷりが垣間見えた。
    この作品でまたさらに成長したように感じる。
    ちなみにショーンが「サムゥー」と呼び叫ぶ時は

    「サモーーー」っとまた巻き舌だった。

    ジェシカ演じる野々すみ花ちゃんも好演だったが
    やや若さにかけていたように感じたのは気のせいか?
    しかし、落ち着いた演技でこれから期待が持てる。
    驚いたのがサーシャ演じる華城季帆ちゃん
    はじめちょっと台詞棒読みだなと感じたがどんどん
    話が進むにつれうまいなと感じてきた。
    歌は申し分なく、悪魔に心を奪われて葛藤しているところは
    熱演だったと思う。
    さらに驚いたのが落ちで分かったが、最初の棒読みっぽいのは
    全てそれが落ちにつながるからだったこと。
    今回の作品で私の中の華城季帆ちゃんの株が急沸した。
    他にベテラン勢、高翔みず希さんは相変わらずダンサーで
    悠真倫ちゃんのフランクも気が弱いっぷりが出ていて好演だったと思う。
    扇めぐむちゃんは歌がうまいからもっとソロっぽいのが聞いてみたかった。
    とむ君はやっぱりコメディをやらせると本当に明るくて楽しい。
    くらわんかも見ておけばよかったと今更後悔してしまった。
    これは花組生としては最後の作品になった。
    いい代表作が出来たと思う。
    残すはディナーショーのみ、恐らく休む間もなく
    お稽古に入られるのだろうか?

    次は宙組で是非とも今以上の飛躍を心から望んでいる。

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    花組<アパルトマン・シネマ>
    2006/4/815:00の部を観劇した。
    開幕の瞬間からやられた・・・
    宝塚の男役の煙草を吸うしぐさは何故あんなに素敵なのか?

    ウルフが煙草に火をつけくゆらす姿に早くもうっとり

    そして交差する人々のダンス・・・
    今回の作品はちょっとラ・エスペランサに似ていると感じた。
    本のページを一枚一枚読み進むような展開だった。
    ウルフなんて言うからどんなストイックなタイプかと思いきや・・・
    アンナに軽く言い寄っている姿にびっくり!!
    彩音ちゃんはアンナの高慢ちきでわがままな性格を
    うまく演じれていたと思う。
    レオナードのゆみこちゃん(彩吹真央)はああいう役どころが多い気がする
    あて書きなんだろうか?
    今回見た目がかなり好みだったのがオーランド(真飛聖)
    チンピラな弟分という役回りでシャツとジーンズ・・・
    そしてリーゼントがよく似合う!!
    あのペッタリーゼントが似合う人はなかなかいないと思う。
    今回はオサさんもちょっと崩したようなリーゼントだった。
    スーツを着たオサさんはさすがの着こなしだった。
    アドルフ(望月理世)とコンスタンチン(華形ひかる)も
    なかなか面白いコンビで好演だったと思う。
    みつる君(華形)とメリッサ(鈴懸三由岐)が夫婦で
    暴露本を書いている設定なんかは最近の芸能界みたいだった。
    アドルフの商売にしてもIT系と現代劇らしく仕上がっている。
    携帯電話が出てくる所も宝塚としては珍しく
    宝塚というより外部の作品のようだった。
    アマンダ(梨花ますみ)も濃いキャラで笑わせてくれた。
    若い男をとっかえひっかえ・・・最後には二人ともはべらせて
    羨ましい・・・じゃなくて(笑)
    コミカルな演技もお似合いだった。
    シモーヌ演じる千雅てる子さんはさすがの貫禄。
    あの太極拳の場面はかなりうけた。
    コンスタンチンはうまく逃げて
    アドルフがつかまって嫌そうに踊ってる姿がおかしかった。
    ボスのゴーチェを夏美ようさんが演じたが
    これまたお似合いで、あの髪型もうまく役にはまっている。
    髪の毛をクルクルするしぐさが印象に残った。
    お高いアンナが段々ウルフの優しさに心を開く過程が好きだ。
    しかし残念ながら席の関係で庭先で煙草を吸っている
    ウルフの姿が見えなかったのが唯一悔やまれる。
    その後ウルフの部屋に行きベッドで熱いキス・・・・
    一番うっとりしてたのはオサさん?(爆)
    アンナの酔っ払い方も可愛くてウルフじゃなくても
    惚れちゃうかもなんて思ったりして。
    シモーヌの旦那の幻影をまとぶんが演じたが
    スーツ姿でびしっと決めてくれた。
    オーランドも舎弟らしく忠義心がありとっても可愛いい弟分らしく
    兄貴兄貴!!って慕う姿がとてもよかった。
    最後、皆が出て行く時についてくるなと言われて
    涙をためてお別れを言う姿にこちらも貰い泣き。
    ウルフは猫のよう・・・

    オサさんも猫のようでちょうどいいかも(笑)

    フィナーレのトップコンビのデュエットダンス。
    なんて幸せそうな表情なんだろう。
    この幸せそうな二人をこれからもいっぱい見られたらいいなと思った。
    あっ例の「おっとこまえポーズ」あれじゃなかった・・・
    飽きたのか・・・?(笑)
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    蘭寿とむディナーショー<Sensation>
    2006年4月23日 第一ホテル ラ・ローズの間 

    今回はとむ君が花組最後となるディナーショー

     
    ちょっと感傷に浸りつつ着席しディナーにありつく。 
    お料理は軽食で飲み物はお酒かソフトドリンク呑み放題。 
    まあ、定石通りとりあえず「ビール」 
    何故か両隣が意気投合していて私が来る前から 
    仲良くなっていたらしく着いた途端に 
    「遅かったから心配したわよ」とそれから
    DSが始まるまでお互いのとむ君の好きな所やら 
    宝塚のどんな所が好きか等語った。 
    名前も知らない人とこれだけいきなり盛り上がるのは 
    ヅカファンならではの雰囲気。 
    そうこうしている内にとうとう時間がやってきた。 
    19:30部屋の中がゆっくりと暗転される・・・ 
    《バトル・ウイズ・アウト・オナー・オア・ヒューマニティ♪》
    ご存知の人も多いと思うがあのキルビル1の曲である 
    ステージに現れた後ろ向きの男役が激しく踊る・・・ 
    と・・・とむ君!?振り向いて!!と思いきや 
    ばたん・・・!?なんと後ろの扉からご登場!! 
    客席からは悲鳴にも似たどよめきが・・・ 
    そしてお立ち台の上で激しいダンス!エロッ!! 
    この人の持ち味はダンス!!今日はすこぶる調子よさそうだ♪ 
    黒い衣装がこれまた素敵で・・・そして 
    ステージへと進む・・・客席を練り歩きながらも 
    キッと怪しい視線を投げる投げる・・・
    《SLOW♪》名前とは裏腹にロック調で妖しいダンスと歌・・・ 
    《新しい世界♪》はバラードで客席降り 
    触る見つめるなでる・・・黄色い悲鳴がいろんな所からあがる 
    「皆様こんばんは花組の蘭寿とむでごさいます
    今宵は私と共に素敵な夜をおすごしください」 
    またもや拍手と歓声があがり、大盛り上がり!! 
    《修羅の花♪》は華城季帆(ナル)ちゃんが歌い場をつなげ 
    確かとむ君が衣装換えして再登場。 
    《鬼♪》聖飢魔IIの曲・・・あさこさんも
    コンサートで聖飢魔IIの曲を使ったんだよね〜 
    先生が好きなのか、ジェンヌさんがビジュアル系好きなのか(笑) 
    でも、ものすごく妖しく格好いい 
    これまたロックなギターとドラムで盛り上がる 
    とむ君もはじけて歌いまくり最後に妖しく笑う・・・ 
    「フッフッフッフッフ・・・」はちょっと可愛いい(笑) 
    《十六夜十夜曲♪》は皆でうたってと思う。 
    哀愁ただよっていていい雰囲気だった。 
    《RimosFlamenco♪》はその名の通りフラメンコ! 
    《悲しき願い♪》もキルビル1の曲。
    ラテン系な感じなダンスでとむ君炸裂!! 
    《アンブレイク・マイハート♪》はやらしく歌い上げた。 
    《What now my love♪》ではまた客席降りで 

    握手あり、お立ち台で歌い踊りまた戻る際に

     
    軽快な歌なのでノリノリで・・・ノリノリすぎ!! 
    なんとお客さんの手の甲へマジチュー!!! 
    ステージの上の下級生に突っ込まれ
    巻き舌で「OH〜ソーリー」と言いながら戻っていった。 
    もう、我々は大興奮でキャーキャー!!羨ましい!!
    お兄さんこちらにも!!と悶絶失神夫人続出だった。 
    そして、MC!!とむ君らしく 
    楽しいお話の中、自分と同じ舞台に立ったこと 
    ある人特集の中で男役2名は「くらわんか」の 
    貧乏神の二人だった!! 
    「びんちゃん〜」「八五郎はーん」・・・ 
    八五郎とむ君は関西弁で突っ込みまくり!!
    とむ君の早口でノリノリの関西弁にメロメロ 

    (自分、関西弁に弱いんす・・・)

     
    芽吹幸奈ちゃんが落ちやったり
    ナルちゃんがボケだったりで楽しかった。 
    望海風斗君はびんちゃんの頃から気に入っていたが
    思った以上に歌もダンスもよくてさすが花組男役!と思った。 
    朝夏まなと君は新公主演も経験してるし 
    だいぶ自分の持ち味を出せていたような感じがした。 
    そして《侍ゴスペラーズ♪》
    名前のとおり・・・・全然違うじゃん(笑) 
    これは一人ひとりを紹介する歌詞になっていて
    最後にはラップぽくなってたは面白かった。 
    しばしとむ君はお着替えに消えて下級生が場をつなげる。 
    さーお待ちかね!宝塚メドレーの始まりだ!! 
    客席からご登場・・・《愛アモーレ♪》
    続いて《琥珀色の雨に濡れて♪》 
    そのまま《最後のダンス♪》をお立ち台で歌う
    激しい!!激しいダンスだわ〜素敵だ〜素敵!! 
    そして歩きながら 《月の燈影♪》を歌い
    ステージに戻ると・・・《私が踊る時♪》を 
    ナルちゃんと熱唱!うまくなったな〜 
    新公の時より数段低くて伸びやかな歌声だった。 
    もちろん、ナルちゃんは申し分なし。 
    最後に《愛の宝石♪》この歌の歌詞に 
    妖しい光〜とあるがとむ君がまさに妖しく光っている(笑) 
    そして《My way♪》を熱唱後・・・ 
    《Tears♪》・・・何処へ行けばいい貴方と離れて 
    この一行聞いただけで涙が・・・ 
    しみるな・・・切ないな・・・・と思っていると急に 
    ノリノリに歌い出すもんだから思わず楽しくなってしまった。 
    改めてとむ君のこの明るさに惹かれた。 

    そして最後はこのDSのために作られた曲。

     
    《Sensation!♪》と歌い終わった。 
    この曲の歌詞が今のとむ君にぴったりだった。 
    そして、笑顔でご退場・・・アンコールは 
    韓流ブームに乗って「ピ・レイン」の 
    『EARLY WORKS』より《慣れなくて♪》 
    本当にとむ君らしく熱いショーだった。 
    何度か、客席降り、お立ち台、衣装替え等があったが
    覚えてる範囲でしか書けないっす。ごめんなさい。 
    もう、興奮しすぎてトリップしちゃって(笑) 
    宙組に行ったら今よりもっともっと 
    素敵なとむ君が見られる事が確信できた。 

    これからもとむ君にがっつり着いていきます!! 

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    花組<ファントム>
    2006年6月24日 15時VISA貸切公演を観た。
    開始5分前を切ると舞台に[PHANTOM]の文字が浮かぶ。
    その文字を目にし、会場の明かりが徐々に暗くなると
    ファントムの世界へ引き込まれていくような錯覚を覚えた。
    開演アナウンスが流れ終わると・・・・
    「僕の悲劇を聴いてくれ♪」からオープニングが始まった。
    この歌を聴いただけで会場の空気が一変したように感じる。
    オサさんのファントムはとにかく純粋だった。
    穢れを知らない子供の心を持ったまま育った青年
    外の世界と断絶され、接する人間はキャリエールとわずかな従者たち
    自分だけの世界オペラ座の地下で自分の正義を貫いた
    愛するクリスティーヌを傷つけたカルロッタは当然の報いだったのだろう。
    しかしながらあの時、彼は選択権を与えている
    そこに残虐な殺人鬼とは違った彼なりの正義を感じた。
    クリスティーヌは本当にこれまた純真無垢
    彩音ちゃんにぴったりの役でまさにふさわしい作品だった。
    歌に課題ありとは言われているけどそれを懸命に克服する
    彼女の努力は十分に評価に値すると思う。
    クリスティーヌの歌う「パリのメロディー♪」
    彼女の天真爛漫さが際立ついいナンバーだと思う。
    心に深く残ったシーンが多すぎてきりがないが
    まず、クリスティーヌと歌のレッスンシーン
    エリックの幸せそうな顔が本当に印象的だった。
    自分がみつけた天使の歌声の少女
    それをみつけた、その子を育てられる喜びに満ち溢れていた。

    ドレミファソファレファミ・ドレミファソファレミド・・・

    エリックの低い歌声が最高に素敵!!この歌が一番好きだ。
    「You Are Music♪」と歌いながら銀橋を渡る二人を見ると
    この一瞬の幸せを壊さないであげて欲しいと願わずにはいられない。
    ここで余談だが、団員たちのダンスシーンで
    まっつ園加みわっちと出て来るが
    本当にさすが花組男役!!と言わせていただきたい。
    私は中でもまっつの赤い軍服姿にメロメロ(笑)
    ここでみわっちの邪魔して踊るファントムが小憎らしくて可愛かった。
    それにしてもまとぶんのフィリップは見た目が綺麗だった。
    ファントムとの見た目が本当に対照的になるような
    皆の憧れの的・・・女性の熱いまなざしを浴び
    社交界でも成功を収めているシャンドン伯爵。
    エリックとのあまりの差に彼が不憫でならない
    ビストロの場面・・・クリスティーヌはエリックの選んだドレスを
    着て誰よりも輝かしい姿で現れる。
    萎縮してうまく歌えない彼女の耳に先生の声が聴こえる。
    するとクリスティーヌは天使の歌声を披露し見事客の心をつかんだ。
    エリックの一つ一つの行動がクリスティーヌへの愛を感じる。
    しかし、カルロッタ演ずる出雲綾さん・・・・
    えーうますぎです(爆)芸達者なタキさんがいることで
    芝居がしまってカルロッタのしたたかさが際立ち
    クリスティーヌの愛らしさが一層引き立っている。
    そして、ビストロの場面が終わった後のフィリップと
    クリスティーヌの二人のまるで恋人のような姿・・・
    それを物陰から見ているしかなかったエリックが本当に切なかった。
    本来であれば祝杯をあげるべき相手エリックだ。
    でも、それは叶わないことだとエリック自身が一番知っていたと思う。
    そして、彼女の晴れの舞台「フェアリークイーン」で悲劇が起こった。
    カルロッタの陰謀を知った時のエリックの怒りはすさまじく
    天使を傷つけられる位なら自分が守るしかないと思ったのか
    地下に連れ去ってしまう。
    キャリエールが地下へ彼女を取り返しに行った時に
    キャリエールに激しい怒りをぶつける、
    唯一自分の感情をぶつけられる相手なのだろう。
    愛って恐ろしいのは愛から生まれる感情が激しいことだ。
    愛する者を守る時の力は尋常じゃない。
    キャリエールはその感情を読み取り
    クリスティーヌへ逃げるように言う
    しかし、クリスティーヌは何故逃げなくてはいけないのか理解できない
    そして、キャリエールはエリックについて語り出す・・・
    あまりに悲劇的な話・・・エリックの初めて自分の顔を見た時の言葉
    「海の化け物」こんなつらいことはない。
    しかし、何故エリックはこんな奇形に生まれてしまったのだろう・・・
    妊娠中に精神的におかしくなってしまった母親
    それが影響したんだろうか?
    キャリエール・・・結婚していることを
    言っていなかったというのがすごく腹立たしい。
    そこから悲劇がはじまっている気がする。
    この話を聞き、それでもクリスティーヌはファントムから
    逃げようとはせず、むしろ彼の本当の顔を見たいと思った。
    愛してると思ったんだろうな・・・
    エリックの領地・・・森での静かなひと時
    あの時がエリックの最初で最後のデートになった
    愛するクリスティーヌと過ごす時間がどれほど幸福だったことか
    幸せであればあるほど・・・クリスティーヌに拒絶された絶望は深いだろう。
    ファントムは母親と重ねて見ていた彼女に逃げられ

    悲痛の叫びをあげ森の中をこだました。

    オペラ座の地下から逃げた彼女を求めファントムは追いかけた。
    クリスティーヌは恐怖のあまり我を失っていたが
    フィリップの姿を見て我に返りまた、地下に戻るというが
    キャリエールはファントムから離れるように言う。
    そこへファントムが現れ・・・乱闘になる。
    ファントムは銃で撃たれ、装置の物陰に隠れている所をキャリエールがみつける。
    そして、クライマックス・・・・この親子の語らいは本当に名場面だ。
    エリックはキャリエールのことをずっと父親だったらいいなと思っていたに違いない。
    「You Are My Own(お前は私のもの)」・・・キャリエールの歌詞に
    父親としての愛を感じ、やっと言えたエリックの「お父さん」
    やっと、自分が父親と名乗り出られた二人の語らいに涙が止まらなかった。
    そして、二人は死期を悟っていたのではないかと感じた。
    エリックはキャリエールによって永遠の眠りにつく。
    最後に求めて求め続けたクリスティーヌの愛を手に入れた。
    クリスティーヌはエリックの仮面を取り彼の傷にキスをした。
    エリックは幸せの中、絶命する・・・・
    クリスティーヌは悲しみの中エリックとの思い出の詰まった地下牢に向かう
    クリスティーヌが歌う「私の願いを聞いてほしい・・・」
    すると、そこにエリックが現れる・・・
    永遠にクリスティーヌの心の中に生きているように・・・・
    オペラ座の地下に住んでいるように・・・
    ここが宝塚らしい終わり方でよかった。
    そして、フィナーレはオペラの各有名曲を使っている。
    いきなり明るい歌だからちょっと面食らった(笑)
    オサさんと彩音ちゃんのデュエットは
    「誰も寝てはならぬ」トゥーランドットの曲だ。
    本当にオサさんのファントムは人間味溢れる男だった。
    彩音ちゃんのクリスティーヌは可憐で健気でよかった。
    まとぶんのフィリップは爽やかなプレイボーイと言う感じだった。
    ゆみこちゃんのキャリエールは押さえた演技がすごく味が出ていてよかった。

    こんなに涙を流した作品は初めてだった。

    この作品を見逃さないでよかったと本当に思った。
    最後に彩音ちゃんお披露目おめでとう!!
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    宙組<NEVER SAY GOODBYE−ある愛の軌跡−>
    2006年6月29日 18:30公演を観た。
    おはな様は相変わらずお若い役を…ペギーは孫なのね?
    いや〜ジョルジュの髪型格好よかった。
    アッシュ系っぽい金髪が似合う人はなかなかいないだろう。
    ジョルジュが歌いスクリーンに
    影が映っているのがうまい演出効果になっていて
    個人的にすごく印象に残ったシーンだった。
    ジョルジュとキャサリンのラブシーン最高っす!!
    さすがベテランのお二人だけに息もぴったりで
    キャサリンが座ってる時にさりげなく
    ジョルジュと手を握ってるシーンが
    すごく自然と二人の愛を感じた。
    タニちゃんがチューする時に勢い余って
    ちゃんと重なってなかったのに対し
    たかこさんと花ちゃんの濃厚なこと…♪
    さすがだわ〜とオペラで食い入るように見てしまった(笑)
    タニちゃん、ヴィセント・闘牛士役!!情熱的!!
    熱いウィンクを上手にうぅん!下手にあはーん☆
    かけ声も決まってたし見た目も素敵だ。
    タニちゃんはやっぱり好きな男役さんだなと改めて思った。
    次に目に止まったのはあひさん!!
    アギラールは悪役であひさん一段と
    色気が出て来た気がする。
    まあ、歌がひっくり返ったしまったのは愛嬌で。
    あひさん超タイプだ〜月組来ると思うと嬉しいな♪
    ナセール・和涼華ちゃん顔綺麗で好きだな〜
    彼女はトム・クルーズに似てると思うんだけど…
    歌うまいしこれから星組でとうこさんと絡むのが楽しみだね。
    他に和音美桜ちゃんは歌がうまいので
    場面をもらえてて活躍できていて嬉しかった。
    個人的にすごく好きなのが花影アリスちゃん。
    すごい可愛いい!子役の鬘似合ってた〜。
    娘役のやる少年って可愛いくて好き。
    物語自体はちょっとバスティーユとオスカルが浮かんだかな…
    歌詞や台詞が宛書きっぽくて最後なんだ〜と思うと切なくなるけど。
    それにしてもあひさんの悪者加減が結構鬼畜でびびった。
    注射で薬打たせるなんてひどいわ〜
    コマロフ・ソルさんが思った以上にいい人だった(笑)
    まあ、自分も脅迫されてたし一石二鳥か?

    専科の立さん、ソルさんはやっぱり渋くて好きだな〜

    フィナーレでは凪七瑠海ちゃんのロケットでのスタイルのよさにホレボレ
    その後すぐに男役燕尾ダンスにも参加してたのが
    さすが宝塚!七変化だーって思って面白かった。
    最後の赤い衣装で踊る場面格好よかった。
    たかこさんと花ちゃんのデュエットダンス
    二人ともすごく幸せそうだったのが印象的。
    たかこさんが黒燕尾で銀橋をわたり深く一礼するのが感動的。
    たかこさんと花ちゃん今までお疲れ様でした。
    次の人生もきっと輝かしい未来が待ってると信じてます。
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    TCA2006<ワンダフルドリーマーズ〜人は夢見る〜>
    2006年09月2日土曜日 15:30公演を観た。
    今年のTCAはレビュー記念日(9/1)と一緒になった感じの
    レビューゆかりの先生方の作品とファンリクエストによる
    選曲ナンバーを歌う構成だった。
    私はTCAを生で観劇したのがこれが初めてなので
    始まる前の独特な静寂に驚いた。
    毎年そうなのか?とてもワクワクしつつ
    皆さんとっても緊張しているのか幕開き5分前になると
    話し声がしなくなった…
    そして、待望の開演アナウンス・・・

    なんと、TOPスター板付きの始まり!!

    オーケストラもオンステージで歌が始まったレビュー記念日賛歌♪
    そして、娘役TOP…各組スターがご登場〜
    いろいろメドレーで歌いながら全員がそろいMCへ
    残念なのが今回のMCであさこさんがしゃべるのはほんの一瞬
    月組はトップバッターだから着替えなければいけないためだ。
    トドさんに「ここで瀬奈あさこちゃんは退場してもらいましょう」
    あさこさんは「瀬奈あさこは…退場します…
    ゆっくり着替えますのでごゆっくりトークを♪」
    その後、トドさんがわたる君をいじったりしてMCが続いた。
    そして・・・月組場面が始まった
    朱いけしの花♪をあさこさんがソロで男らしく歌い
    その後黒ばらのタンゴ♪へ続くときりやん、祐飛君とうたいつぎ
    あさこさんと祐飛君の絡みあり・・・
    月組の男役スターあひさん、もりえちゃん、真咲ちゃん
    そして、花組生だけど月組生としてめおちゃんがバックダンサー
    皆で歌い少しだけあひさんのソロが入った
    次は可愛らしいかなみちゃんのソロ恋 ばらの花か♪
    途中から月組娘役スターあいあい、れみちゃん、ねねちゃんが入る
    愛らしい娘役の声の後はきりやんが桃の花咲く丘をしっかりと歌い上げる
    その跡に祐飛君が白き椿を色気たっぷりに歌うと
    あさこさんせり上がりで下手から赤い衣装でご登場
    月組にきてもやっぱり赤!!あさこ=赤衣装(笑)
    愛の歌♪をあさこさん、かなみちゃんで歌い
    月組生が周りで踊っている…すごくいい雰囲気
    そして最後に皆でラ・ベルたからづか♪を歌った
    銀橋に集まるスター達・・・やっぱり月組いいわー
    ファンモード全開で酔いしれていると月組場面が終了した。
    次は雪組の場面になりコムちゃんのソロから始まる
    やっぱり幸福を売る人♪はいいな〜
    雪組全員で歌う姿を観てすごくあたたかい気持ちになった。
    そして哀愁たっぷりにコムちゃん、これまた男らしく水さんが歌い
    若手スター凰稀かなめ、緒月遠麻、沙央くらまちゃんの場面
    可愛いいね〜軽快に楽しいわがパリ♪
    続いてちょっと先輩軍団の壮さん、キムちゃん、ひろみ登場
    シャンソン・ド・パリ♪これまた好きな歌を歌ってくれた。
    そして、まーちゃん率いる娘役さん達が歌い
    雪組生全員でタカラジェンヌに栄光あれ♪を歌い終了
    さて、すごい熱い音楽が流れてきたわと思ったら案の定(笑)
    星組場面の始まり!!ノッケからラ・グラナダ♪
    めっちゃラテンな雰囲気でわたる君「オレ…」の掛け声
    ハウッさすがだー次に星組全員で歌い終わると
    となみちゃんととうこさんのデュエット
    二人とも歌声がすごく綺麗でなんだか星に願いを
    宝塚バージョンって感じのファイン・ロマンス♪を歌った
    となみつあん率いる娘役スターの歌声が綺麗だった〜
    その後の君ありてこそ♪って歌をとうこさんが熱唱
    これってタンゴなのか?こういう曲調大好き…
    そして星組男役スターの楽しい場面あとに大好きな
    南の哀愁♪をわたる君が歌ってくれた!!
    星組全員でこれまた明るいパレード・タカラヅカでしめた。
    さあ、いよいよ宙組!!かっしーるいるいのご登場!!
    私は新生宙組を観るのが今回が初めてだから
    どんな風になっているのかとても楽しみだった
    まずラブ・ラブ・ラブ♪を男役、娘役で熱唱
    続いてエスカイや・ガールズ♪をるいるいと
    美羽あさひさん、たっちん、ありすちゃんで歌い
    マイ・アイドル♪をとむ君、みっちゃん、ともちんで爽やかに歌い
    ハロー!タカラヅカ♪をタニちゃん熱唱
    他に七帆ひかる、早霧せいなちゃんもいた
    そしてかっしーが祈ろう愛を♪を歌い
    愛の夢♪をロマンチックにとむ君が歌い
    ファニー・フィーリング♪をかっしー、るいるい、たにちゃんで
    そして、シャンゴ♪とむ君が

    「しゃんごーhaaaシャンゴー!!haaa」

    って歌うんだけど、とむワールド炸裂!!
    次のスキャット♪はタニちゃんが激しく歌い
    そのままかっしーがアマール・アマール♪を歌う
    この場面はるいるい、タニちゃん、とむ君もいてとても熱かった!!
    最後に愛の宝石♪でしめるんだけど
    新生宙組のパワーはこれからがとても楽しみになった。
    主要メンバーの並びがとても綺麗で
    皆さん背が高いからこれまた映える
    そして、トドさんと娘役の場面で1幕は終了した。
    今回は組ごとの歌がなくて残念だった。
    あさこさんに是非「月・月・月〜」と祐飛君と一緒に歌ってほしかった。
    ってかなり個人的な思いなんだけどね・・・ははは
    <第2部>
    これが最初から楽しいメドレーで始まるんだ〜
    眠る○代を呼び起こせ〜♪と男役2番手軍団が次々にご登場
    シトラスの風サザンクロス・レビューを元気よく全員で歌い
    きりやんがゴールデン・デイズ♪
    その周りに各組スターさんが所狭しと踊っている
    そして、2番手スターの場面が続いてJoyful♪
    祐飛君とあすかちゃんが歌い最後に
    最後に2番手率いる各組スターで歌った。
    歌い終わるとMCが始まって…とうこさんを中心に
    話し始めた・・・するときりやんの声がすんごくかすれて・・・
    その声があまりにかすれてたので祐飛君も思わず
    つまってしまったが(笑)
    とうこさん、祐飛君、水さん、きりやん、たにちゃん
    皆さんお気づきでしょうか?(笑)
    とうこさん以外元月組生の皆さんです(笑)
    ま、そんなことはさておき次の場面はいよいよ夢のデュエット
    まずコムちゃんとるいるいのうたかたの恋♪
    やっぱり、いい曲だなーそしてまたマリーはるいるいなのね!!(笑)
    さて、お次は・・・ってまたまた大好きな曲をわたる君で
    Night And Day♪だ!!
    これは天海さんの風共のフィナーレの場面だ。
    この熱さはわたる君ならではだね〜
    またまた掛け声が決まってる!!
    まーちゃんとダイナミックにダンス
    さて、お次は来たーミーマイ!!
    ME AND MY GIRL♪かっしーとかなみちゃんで。
    うっはー天海メドレーだ♪と個人的に思ってしまった(笑)
    天海さんを生で観ることは決してできないけど
    こうして、後生に受け継がれていくんだなと感慨深くなった。
    そしてあさこさんはとなみちゃんとエル・アモール♪
    ヤンさんの歌かーこういう哀愁たっぷりなの似合うよね〜
    もう、熱くて熱くてたまらなかったわー
    次はファンには最高のプレゼント
    月夜歌聲♪をわたる君とコムちゃんで。
    歌い終わった後は拍手が鳴り止まなかったが
    わたる君がコムちゃんの手を引きはける姿が可愛らしくて
    客席からも暖かい笑い声とご本人達も照れ笑い?(笑)
    次はタニちゃん、きりやん、水さん、とうこさんが
    それぞれ懐かしい曲を歌ってた。
    きりやんがフィンチの曲(笑)ハウ・トュー・サクシード♪を歌ってた
    祐飛君も劇中歌を歌っていたようだ。
    とうこさんはCOPACABANA♪をあすかと歌い
    新カップルの絡みを息ぴったりに魅せていた。
    そしてトドさんとOKLAHOMA♪を全員で熱唱
    次の場面は男役TOPのソロトップバッターは
    もちろんあさこさん!!(笑)
    丘の上のジョニー♪という曲を歌ってた
    なんか、男らしい歌詞だったような・・・(笑)
    え・・・演歌っぽかったような・・・(汗)
    そいて、かっしー、コムちゃん、わたる君と歌い
    シナーマン♪をトドさんが歌っていた
    やっぱりノバ・ボサ・ノバはどの曲とっても
    熱くて最高だね〜あさこさんに再演してほしいかも・・・
    そしてフィナーレに愛!♪を歌い全員でモン・パリ♪
    モン・パリはずーっと好きで生で聞きたい聞きたいと
    常々思っていたからとっても感慨深かった。
    エトワールはまーちゃんだった。
    あの歌詞もなんか好き、昭和のカホリがいいわー
    そしてなんと言ってもシルクハットにステッキ、黒燕尾

    これぞタカラヅカ!!!

    これぞレビュー!!の元祖!!って思った。
    今回、すごくよかったと感じたのが月組はご贔屓の組だから
    あえて抜いたら宙組が一番勢いがあってよかった。
    新生宙組の今後がとても楽しみで仕方ない

    2006年9月3日の時点での感想・・・

    アップが遅れたのはこの感想を載せるか迷ったため。
    しかしながらTCAの時点ではまだ
    かっしーるいるいの退団は知らなかった。
    ということで敢えてここは思ったとおりのまま書いた。
    あまりにも良かったので1作退団というのはとても残念だ。
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    星組<愛するには短すぎる/ネオ・ダンディズム!>
    2006年11月4日 15:30公演を観た。
    感想の前に・・・少し思い出を語る
    わたるくんは私が初めて生で観た宝塚のトップスターさんだった。
    とにかくダイナミックなラダメスきらびやかな衣装
    そして美しいジェンヌさん達・・・まさに夢の世界。
    今でも銀橋でのラダメスとアイーダのやりとりが脳裏に浮かぶ
    ラダメスがアイーダを呼ぶ・・・「アイーダ〜♪」の声
    その切ない二人のやりとりに一気に引き込まれた
    あの日が懐かしい・・・ちょうど3年前の11/1だった。
    わたる君といえば80周年の運動会・・・
    かけっこで転んで泣いてしまった子が・・・
    こんな立派になってとビデオで観て勝手に親心だったり(笑)
    結局何作か見逃してしまったが、最後は必ず観たいと思い
    始発で当日券列に並びチケットを手に入れた。
    愛するには短すぎるは・・・
    客電が消えてないのに徐々に静まり返る会場・・・
    やっぱり、最後だから・・・と勝手に妄想していたら
    幕に船の絵が描かれていて、その上に人影が・・・
    オープニングはとうこさんが船の上に乗ってご登場だった。
    澄んだ歌声が会場に響くと照明が暗くなった・・・
    子供の頃の思い出・・・そしてわたる君後登場!!なんとも明るい。
    オープニングから爽やかな展開に心も和気立つ。
    スーツ姿がなんともお似合いで・・・

    それにしても、今回はとなみちゃんの成長っぷりに驚いた!!

    しかも礼音君も!!こんなにやさぐれた役で・・・
    なんて素敵なの(爆)恋は盲目とは言ったもんだ。
    フレッドとアンソニーの掛け合いも息ぴったり。
    それにしてもアンソニー美味しい所取りだな(笑)
    でも、こんな金持ちの友達がいたらいいな・・・

    はっいかんいかん・・・つい本音が(笑)

    今まで抑えてきたフレッドが一気にバーバラに惹かれる
    まあ、元々好きな子だしね・・・すぐに心に入ってくるよね。
    そして、バーバラもまた・・・このくすぐったい展開いいね。
    物語の流れがすごく好きだ。
    ちょっとプレイボーイチックなアンソニーだけど
    結局友達思いでいい人なんだよね〜
    そうそう、忘れちゃいけない未沙のえるさん♪
    相変わらずいい味出してるよね〜大好きだ。
    物語が進むにつれてどんどんさよならを彷彿させる台詞・・・
    そして、フレッドとバーバラのキス・・・

    わたる君絶妙!!うますぎるわ〜

    お別れの時が来た。
    笑顔が作れないというフレッドの頬を無理やり
    ぐいっと持ち上げて笑わせて・・・
    走り去る・・・正直銀橋ダッシュが大変だなと
    少し冷静に思ったものの
    わたる君の「幸せになれよー!!」
    わたる君本当にあなたこそ幸せに!!
    さて・・・ネオ・ダンディズム!!
    でた!!オープニングから大階段!!
    マフィアの格好をしたわたる君、さすがー!!
    とうこさんもとなみちゃん最高にセクシー
    ダンディズムをちょっと前にビデオで観ていたので
    歌も聴いたことがあり、とても親近感がわいた。
    中でも進むのがアディオス・パンパミーアだ。
    ダンスも音楽もとてもいい・・・と思ったら
    キャリオカも好きだ・・・なんだこのショーは・・・
    わたる君黒燕尾、となみちゃんの白と青のドレスでのご登場
    とても華やかで目を奪われた。
    そして、歌で泣いたのは久しぶりだった。
    とうこさんと、となみちゃんがせり上がり・・・・
    惜別-オマージュ-が始まった。
    星・・・わたる君を思わせる歌詞
    そして、激しいダンスで次々と踊っていく姿に
    ただ、ただ釘付けで夢中になった。
    残念ながらムラと東宝の場面の変化は分からないが
    とにかく、一つ一つの場面がとてもいい。
    そしてAll by myself黒燕尾と大階段という
    まさに宝塚の真骨頂の場面。
    そして、最後の最後まで魅せてくれるわたる君
    なんだ?!このリフト・・・これはわたる君しかできないね!!
    なんと、となみちゃんを片手だけで回してる!!
    これはすごいものを見せて貰った。
    とても、心に残るリフトで見られて嬉しかった。
    なんだこのショー!!良すぎる!!!
    そして、最後わたる君が銀橋から挨拶すると
    その日はなんとわたる会の総見だったらしく
    2階席はスタンディングで拍手喝采だった。
    ちょうど、2階の16列で見れたのでちゃっかり総見気分だった。
    わたる君のウィンクも飛んで思わず胸キュン。
    そして最後、大きな羽を背負って爽やかに大階段を降りるわたる君
    いつまでもその姿を忘れないよ!!
    一番星らしくとても輝きながら

    幸せそうな笑顔をいつまでも忘れない。

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    夢のメモランダム−植田神爾・魂(こころ)の軌跡−
    2006年11月27日 夢のメモランダムを観た。
    これは植田紳爾演出家の50周年記念スペシャルの催しだ。
    出演者はOGの初風 諄、鳳 蘭、麻実れい、麻路さきさん
    専科の松本悠里、轟 悠、未沙のえるさん
    月組、星組、宙組だ。
    第一部松本悠里さんの「祝舞」から始まる。
    祝舞のソロとなみちゃん(白羽ゆり)が歌うのだが
    本当に歌が一段とうまくなったなーと酔いしれる。
    個人的に好きな花影アリスちゃんが出ているのも嬉しい。
    そして、大階段を使い「夜明けの序曲♪」を歌いながら
    男役トップのご登場。
    宝塚歌劇団らしく袴姿で実にすがすがしい。
    あさこさんは上が白にワンポイント(?)で下は緑で全員統一。
    祐飛君は黒に花柄?の模様かな、
    きりやんは青とか紫が入ったグレデーション?
    明日海りおちゃん
    水色に花柄?の模様若々しい感じで似合ってた。
    私は袴姿を観るのが初めてだったのでとても嬉しかった。
    また、あさこさん花組時代の
    「夜明けの序曲♪」を聞けて感慨深い。
    生徒さんが一同にずらりと並んだ大合唱が終わると

    男役トップ3人による口上だ。

    あさこさんがちゃっかり次回公演
    「パリの空よりも高く皆様のお越しをお待ちしております」
    すると、トウコさんが「月組さんの宣伝が終わった所で…」
    絶妙のタイミングに笑いが起こりなごやかなムードで
    「アイ・ラブタカラヅカ音頭♪」
    トップが銀橋の真ん中あたりに来て後ろをスター達が通り
    次は舞踊劇「舞い込んだ神様」これは植田先生のデビュー作。
    太郎冠者に轟さん女房・花子がとなみちゃん
    貧乏神に、未沙のえるさん…そして!!なんと!!

    祐飛君、きりやん、あひさん、(遼河はるひ)、

    しぃちゃん(立樹遥)、とよこちゃん(涼紫央)、

    レオン君(柚希礼音)、タニちゃん(大和悠河)、

    とむ君(蘭寿とむ)、ともちん(悠未ひろ)、みっちゃん(北翔海莉)

    とスター達が貧乏神として客席から登場する。
    たまたま、席が通路側だったので
    あひさんみっちゃんが近くに来た。
    みっちゃんは「飴ちゃんちょうだーい、おなかすいた〜」と言いながら
    みっちゃんと呼ばれると「違うよ、貧乏神だよ」と
    なりきっていた(笑)
    普段、これでもかって格好つけている男役スターさん達の
    貧乏神姿はかなり面白かったが
    未沙のえるさんの面白さはやはり秀逸だった。
    そして、ここでもとなみちゃんの芸達者ぶりが目立った。
    最後に植田一家による「舞三代」
    祝舞の歌手(ソロ)出雲綾さん、彩乃かなみ、遠野あすか、紫城るいちゃん
    そして、各組娘役さんによるコーラス。
    かなみちゃんの久しぶりの歌声に癒された。
    出雲さん、あすかちゃん、るいちゃんも
    歌がうまいので聴き心地いい。
    ここで一幕終了となる。
    第2部
    第二部は「風と共に去りぬ」から
    いろいろなシーン、歌を抜粋している
    大階段に、黒燕尾男役トップ3人がご登場
    そして、3組の男役が出てきて一斉に踊る。
    なんて豪華な始まりなんだろうとうっとりしていると
    男役トップによる3人だけのダンス。
    あさこさんの黒燕尾は本当に久しぶりに観るので
    嬉しくてたまらなかった。
    きちっと決めたリーゼントニヒルな笑顔流し目…
    これが観たかったんだと釘付けになった。
    そして、次はOGの方による歌
    「風になりたい♪」(国境のない地図)より麻路さきさん
    「去りゆきし君がために」同タイトル公演より麻実れいさん
    鳳蘭さんは2曲「我が愛は山の彼方に」
    同公演タイトルよりさらに「白夜わが愛」
    「遠い彼方に」初風諄さん
    歌が終わるとOGの皆さんによるトーク。
    相変わらず鳳蘭さん司会進行役になり
    ちゃきちゃきと話を進めていく、ここで上級生らしい姿が!?
    鳳さんは麻路さんがしゃべると「かつぜつ悪いよーはっきりとね」等
    ヒヤヒヤするような事をおっしゃる?!しかし、これも愛情(笑)
    しっかりと受けてつかみはOKなトークとなった。
    15:30公演ではしっかりと話してくれたが19:00時公演では
    何か所々はしょられていた(笑)面倒になったか?(爆)
    そして、お待ちかね再び現役生によるショーが続く
    「セントルイス・ブルース」これは風共のフィナーレで踊る
    スーツにあの帽子なんていうのかな…とにかく格好いい!!
    タニちゃんを中心にきりやんを除くチーム貧乏神の皆さんが踊る
    これがさっきの貧乏神かと!?
    見紛う男くさいダンスに掛け声
    私は個人的に大好きな祐飛君、とむ君に釘付け。
    ラッキーなことに二人が並んで踊っているので
    オペラグラスに収めやすい。
    どちらも色気たっぷりに踊るので
    決めのポーズをどちらも観たい。
    そして、最後タニちゃんがせり下がり
    他は大階段を静かに上がる…
    すると待望の「ナイト・アンド・デイ」の音楽と共に

    男役トップスター3人が一列に降りてくる。

    左・かしちゃん緑の衣装、
    真中・とうこさん紫の衣装
    右・あさこさんやっぱり赤の衣装(笑)
    私は天海さんのファンから宝塚を好きになったので
    天海さんが風共をされ、フィナーレで
    これを歌い踊ってるのを何度も観た。
    ダンス、男役と娘役の銀橋での駆け引きが凄く好きだった。
    TCA2006でわたる君と舞風りらちゃんで生で観られて
    それだけでも感動だったが…
    あさこさんのファンになり、かなみちゃんとトップにご就任された時に
    いつか、この二人の「ナイト・アンド・デイ」が観たいと思っていた。
    見果てぬ夢よ、セピア色の化石ともなれ状態になりそうだったが…
    ここで叶うとは思わなかったので興奮のあまり
    自分から湯気が出たのか、オペラグラスが曇る曇る(笑)
    話を戻して…
    娘役トップもそれぞれ男役に合わせたドレスを着てご登場。
    3組同時の「ナイト・アンド・デイ」正に夢のメモランダム!!
    まあ、残念ながら他の二組は観られなかったけど(汗)
    そこは自分のご贔屓に釘付けになるのがファンの正しい姿なので
    後で映像にて確認しようと思う。
    待望の銀橋での駆け引き…
    かなみちゃんのいけずな笑顔に
    あさこさんの格好つけたしぐさが
    「この二人だとこうなるのか」と嬉しくてたまらなかった。
    最後は上手で決めポーズだが、あさこさんさすが!!
    ここで濃厚なウィンクを飛ばしていた。
    ゆっくりイヤラシイウィンク興奮もMAX!!
    そして、次は下手からきりやんがせり上がる
    「南蛮屏風♪」同公演タイトルより
    赤い衣装で銀橋を渡り歌った。
    次に「おーい春風さん♪」同公演タイトルより
    若手男役がご登場。
    桐生園加ちゃんを筆頭に黄緑っぽい衣装で可愛らしかった。
    次はレオン君「紅梅白梅♪」紫っぽい衣装だったような。
    次はとよこちゃん「花は散る散る♪」同公演タイトルより
    薄いグレー?っぽい衣装で。
    次は「花かげろう♪」同公演タイトルより
    あひさん濃い水色の衣装で。
    次は「若獅子よ立髪を振れ♪」同公演タイトルより
    黄色っぽい衣装で青樹泉、十輝いりす、七帆ひかるちゃんで。
    次は「春風の招待♪」同公演タイトルより
    ともちん、次にみっちゃんで。
    次は「オルフェウスの窓♪」同公演タイトルより
    とむ君が薄い紫の衣装で歌う。
    次は「愛のかけら♪」飛んでアラビアンナイトよりしぃちゃん。
    次は「愛あれば命は永遠に♪」同公演タイトルより
    祐飛君紫の衣装で。
    次は「愛のカレードスコープ♪」同公演タイトルより
    祐飛君、しぃちゃん、とむ君で続いて
    「愛のシンフォニー♪」レビュー交響楽より
    さらに「悲しみのソナタ♪」パリ、それは悲しみのソナタより
    ここまでに各歌の、コーラスやバックダンサー紹介は割愛。
    そして「戦争と平和♪」同公演タイトルより
    タニちゃんが上手からせり上がりご登場。
    選抜娘役さんによるバックダンス付き。
    そして先ほどのメンバーも+してきりやんがご登場
    「レビュー明日への希望♪」ザッツ・レビューより
    皆で合唱後さらに
    「いま、すみれ花咲く♪」同公演タイトルより全員で歌った。
    次に植田作品集Bの特集が始まりまずはあさこさんが
    「大いなる落日♪」紫禁城の落日より
    大階段からご登場し歌う。
    白い衣装でシルバーの装飾が映え、
    さらに胸のはだけっぷりがすばらしい(笑)
    あさこさんには少し愁いを含んだ歌がよく似合う。
    下手から銀橋を渡り上手にはけていった。
    出雲さんを筆頭に月組選抜娘役による影コーラス付き。
    次はとうこさん78期初舞台
    「この恋は雲の涯まで♪」同公演タイトルより
    上手から下手にはけていった。
    とうこさんの歌声もこれまた胸に響く声でとても聴き心地よかった。
    これまた白い衣装で、とうこさんは詰襟でコーラスなしだった。
    最後にかしちゃん「彷徨のレクイエム♪」同公演タイトルより
    学ランのような襟でやはり白い衣装に胸がはだけていた(笑)
    さすが王子様貴城けい、白が本当に良く似合う。
    和音美桜ちゃん他、宙組娘役コーラス付きで。
    最後にしめは轟さんで
    「もののふの詩♪」メナムの赤い花が散るより
    影コーラスは月組でメンバーは同じ。
    そして、これまた嬉しかったのが天海さんの作品
    「TAKARAZUKAオーレ♪」同公演タイトルより
    これを生で…あさこさんで聞けたのはとっても嬉しかった。
    他に轟さん、各組男役、
    娘役トップ(となみちゃん含む)と一緒に歌って
    銀橋を渡って出演者全員のご登場。
    あさこさんは麻路さきさんが隣にいらっしゃると
    どうぞみたいなしぐさで立ち位置を誘導されていた。
    最後に初風さんによる「青きドナウの岸辺♪」〜
    全員で「愛あればこそ♪」を合唱した。
    ここでエピソード♪15:30公演で歌うときに
    少し広がらないといけなかったらしくあさこさんが
    隣のかなみちゃんに「もう少しそっち行って」みたいな
    会話をされたのか、そちら側にいた皆さんが少し左によった。
    しかし、狭かったので詰まってしまい
    妙に左側だけくっついていた(笑)
    ちなみの面白かったのは右側は星組、宙組の皆さんで
    比較的固まっていたが左側はあさこさん、かなみちゃん
    るいちゃん、きりやん、祐飛君、
    とむ君、あひさん、みっちゃんと
    とむ君以外月組生か元月組生だった。
    まあ、あさこさん、かなみちゃん、きりやん、とむ君は元花組か。
    そして、初風さんの歌が始まったら皆さん足をさっと出し
    決めポーズされているのにあさこさんだけニコニコしながら
    直立不動で動かない・・・・
    あれっトップさんはそうなのか?
    勝手に想像しながら見ていると、
    ある時ササッと足を出した(笑)

    どうやら忘れていたらしい(笑)

    こういう所がなんとも可愛らしい。
    麻路さきさんと目を合わせたにっこり笑顔も可愛らしかった。
    19時公演では我先に…ではないけどきちんと
    タイミングバッチリだった(笑)
    最後アンコールで鳳さんが植田先生を壇上へ呼ぶと
    そでにちょこっとだけ顔を出され照れてらした。
    そのお姿を観て出演者のジェンヌさん達が笑っていて
    あさこさんも「あはは」と受けてらした。
    今回は大好きな「ナイト・アンド・デイ」が観られただけで
    幸せすぎたが、とうこさんのお披露目…
    あさかしうひの78期最後の同じ舞台。
    いろいろ感慨深い思い出に残る公演になった。
    さて、植田先生は「Next One」
    チャーリーチャップリンの言葉を引用し
    次の作品のお稽古に入られている…それは月組新春公演!!
    「パリの空よりも高く」だ。

    年始早々コメディ作品で初笑いしに行きたいと思う。

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    〜2005年宝塚関にするお話
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